宝塚版”ISO” NPO市内企業向けに独自規格認証を受けよう

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森原理事長(左)からTEMSの認証を授与される水の社長(宝塚市商工会議所にて)

宝塚市のNPO法人「地域活性化LA21」が、環境管理の国際規格である「ISO14001」の地域限定版として、ISOと同等の「TEMS」(宝塚環境マネジメントシステム)の認証取得を、市内の企業に呼び掛けている。23日には認証第1号の授与式が同市内で行われ、同NPOは「認証を取得することで、安全で安心できる企業というイメージが広がる。宝塚の環境アップにもつなげたい」としている。

約3年前、宝塚商工会議所の会員企業による勉強会で環境問題への関心が高まり、有志が2004年7月に環境保全活動などを行う同NPOを設立。環境への影響を少なくする環境管理の地域版規格を作ろうと計画を進めてきた。

ISOは中小企業でも最低300万円の費用がかかり、申請から取得までに1年余りを要するが、TEMSなら27万円で、取得期間も半年程度で大丈夫だという。認証内容はISOに準じており、「一部を省いただけで、ISOとほぼ同じ」(同NPO)という。

国内の環境管理規格では、京都市や市民団体でつくる「京(みやこ)のアジェンダ21フォーラム」が、ISOの低コスト版として2001年から中小企業向けに認証をスタート。各地で同フォーラムを手本にした団体が生まれており、TEMSも同フォーラムと連携しながら認証審査を行う。

この日、宝塚商工会議所で認証第1号を受けた同市高司の「共和電子製作所」の水野昭雄社長は「環境管理の認証取得は営業の際のアピールや、社内の法令順守の徹底にも効果があるはず」と話し、同NPOの森原健司理事長は「市内でさらに広め、環境都市・宝塚のイメージを定着させたい」と話している。

(2006年1月24日 読売新聞)

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