みょうがは、一番外の皮をむくのがいいのか?切り方に迷った経験ありませんか?
暑い夏でもサッパリと食べられることから、そうめんの薬味や和え物などのレシピで活躍する機会が増えるミョウガ。
アク抜きの方法や茎の食べ方、保存法についてもまとめました。
みょうがのアク抜きの仕方
みょうがは、丸ごと食べられるので皮をむく必要はありませんが、乾燥で皮が硬くなっていたり、汚れや傷んだ部分があるようなら、その箇所だけ皮を取り除くと良いでしょう。
みょうがの持つ独特の風味や苦味を和らげたい方は、水にさらしてアク抜きしてから食べるといいですよ。
みょうがのアク抜きの方法は、調理方法に応じて千切りもしくは小口切りしたら、ボウルに入れた水に20秒ほどサッとさらすだけです。
長時間さらしてしまうとせっかくの風味や香りが飛んでしまい、ビタミンやミネラルなどの栄養素も水に流れてしまうため、長くても30秒までにとどめておいてください。
冷奴やそうめんなどの薬味で生でいただくときは、食べる直前に水に浸けてあく抜きしてから、しっかりと水気を切って使ってください。
みょうがのシャキシャキ感をアップさせたい方は、氷水に浸けることで歯ごたえが増し、さらに色味もより鮮やかになりますよ!
アク抜きが必要なのは生で食べるときだけで、お味噌汁や肉巻き・煮びたしなど加熱調理するときは、あく抜き不要です。
栄養素を丸ごと逃さずに摂り入れたければ、みょうがを水に浸けないのが一番です。
好みの問題にはなりますが、我が家では生でそのまま食べるときもミョウガの苦味が気になるという人はいないため、アク抜きはもちろん皮剥きもしていません。
みょうがの茎の食べ方
みょうがの茎だけをまとめ売りした茎ミョウガをスーパーで見かけることもあります。
市販のパック入りは花穂の部分が3個入りなどにして売られていますが、みょうがの茎は大量に入って販売されているため、手に入れたのはいいけど繊維質でちょっと固めだし、どんなふうに調理したら良いか迷うことも。
みょうがの茎の食べ方は、甘酢漬けやしょうゆ漬けなど保存食にしていただくのがベストです。
ミョウガを酢に浸けることで、ピンク色が鮮やかな目でも楽しめて美味しい食材に早変わりします♪
私は、アップルサイダービネガーと適量のはちみつ・塩を合わせた液に、1分ほどサッと茹でたみょうがの茎を1日浸けてピクルス風にしていただくことが多いです。
ご家庭で使っているお酢に昆布を合わせて煮立たせれば、まろやかな酢漬けを作ることができますし、鷹の爪を入れればピリリとアクセントになって食欲が掻き立てられます。
みょうがの茎をしょうゆ漬けにするときは、小口切りにしたモノを保存瓶に入れて醤油を注ぐだけで、ご飯のお供になります♪
お好みでみりんや料理酒と合わせて漬けるのも美味しく仕上がりますが、私はめんどくさがりなので、シンプルに醤油だけで漬けてます。
別に漬けてあるニラのしょうゆ漬けと合わせて冷奴にかけると美味しいですし、炒め物などに合わせてもサッパリと食べられ胃もたれもしません。
みょうがの茎を甘酢漬けや醬油漬けにすることによって日持ちさせることができるので、たくさん手に入ったときは保存食として作ってみてくださいね。
みょうがの保存を常温・冷蔵・冷凍別に紹介
みょうがは水気が多く傷みやすい食材のため、保存は常温だと1日持つ程度のため、冷蔵庫か冷凍庫での保管が基本です!
みょうがを冷蔵庫で保存するときは、スーパーで購入してきたパックごとだと日持ちして4日ほどですが、ひと手間加えることで保存期間を延ばすことが可能です。
1つ目は、汚れを洗い落としたみょうがを霧吹きなどで湿らせたキッチンタオルに包み、ジップロックに入れて冷蔵の野菜室で保存する方法です。
2日に1回ほどキッチンタオルを変える手間はかかりますが、10日くらい日持ちします。
2つ目は、水を張った密閉容器にみょうがを浸けて、野菜室で冷蔵保存する方法です。
2日に1回の水の交換を行うことで約1ヵ月ほど日持ちさせることができますが、日が経つごとに風味が落ちてくるので、長期保存可能とはいえなるべく早めに使い切るのがベストです。
使いかけの茗荷を水に戻して浸けることはできますが、カットして余ったモノは日持ちが短いので、2日で使い切ってしまいましょう。
みょうがは冷凍保存することもできますが、生のときのようなシャキっとした歯ごたえを損なうデメリットがあります。
水洗いをして水気をしっかり取り除いてから、丸ごとの場合は1個ずつラップで包み、ジップロックに入れて冷凍することで約2ヵ月の長期保存が可能です。
丸ごと冷凍したみょうがは、自然解凍で炒め物や煮びたし・ピクルスなどの調理に使うのがピッタリです。
あらかじめ調理しやすい大きさにカットして使う分量ごとに分けて冷凍保存しておけば、時短調理になって便利ですね。
カットしている分、保存期間は約2週間ほどしか持ちませんが、薬味や和え物など解凍不要でそのまま料理できる手軽さはあります。
まとめ
みょうがは、一番外の皮が傷んだり汚れたりしていなければ皮をむく必要もなく、特有の苦味も気にならなければアク抜きしなくても食べられます。
生でそのまま食べるときに苦みや香り成分のαピネンを和らげたいときは、20秒から30秒水に浸けると食べやすくなります。
茎の部分は酢漬けや醤油漬けなど保存食にするほか、炒め物など火を通して食べると食べやすくなります。
みょうがを保存する際は、常温だとすぐに悪くなるため、冷蔵庫もしくは冷凍庫で日持ちさせましょう。
ミョウガ特有のシャキッと感を残したいなら、冷蔵庫保存で紹介した方法がベストです。好みや生活スタイルに合わせて、自分に合った保存方法を実践してみてくださいね♪
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