チンゲン菜の値段はスーパーでいくらぐらいでしょうか?我が家でもオイスター炒めやスープ・おひたし・グリーンスムージーにと出番の多い食材の一つです。
生でも食べられるのか?下処理は必要なのか?保存法などについてまとめました。
チンゲン菜の値段はスーパーでどのくらい?
チンゲン菜の値段は扱うスーパーによって変わってきますが、袋に2株から3株入って128円~198円前後(税抜)となっています。産地は、最も生産量の多い茨城県のものが多いですね。
毎週自宅近くのスーパーを数軒ハシゴして見て回るのですが、昨年に比べて少し高い印象を持ちます。安い時は98円で販売されることもあったのですが、今年は特価商品を見かける機会が少なかったように感じます。少し前までは1袋200円を超えていました。
チンゲン菜は1年を通して購入できる野菜ですが、春と秋が旬の季節で10月・11月と出回る量が多くなります。流通量が多くなることで、値下げも期待できるかもしれませんね。
秋の時期が最も瑞々しくて美味しくなる青梗菜ですから、食卓の一品料理で活用したいですね。
チンゲン菜は生で食べることができるの?
チンゲン菜はクセがなく食べやすいので、生でも食べることができます。生の青梗菜をいただくメリットは、熱や水に弱いビタミンCのほかビタミンEやカルシウム・カリウム・鉄・野菜の持つ食物酵素などの栄養価を丸ごと摂れることにあります。
うちでは、チンゲン菜にリーフレタスや水菜・小松菜・ほうれん草・春菊・菜花・モロヘイヤ・セロリ・わさび菜などの緑黄色野菜を1種類プラスして、りんごや梨・柿・キウイ・オレンジ・桃・イチジク・スイカ・バナナ・パイナップル・プルーンなど旬のフルーツ2種類を組み合わせてグリーンスムージーにして飲んでいます。
生の野菜ばかりを12種類~15種類ほどバイタミックスで撹拌したグリーンスープ飲むこともありますが、チンゲン菜はたくさん入れすぎるとピリッと辛くなることもあるので、小さめのものを入れても1株ほどに留めておくようにしましょう。
チンゲン菜の栄養成分でもβカロテンが特に豊富ですが、油と摂取することで効率的に吸収することができます。生食でサラダや浅漬けを作るときや炒め物でも、オリーブオイルや亜麻仁オイル・ココナッツオイル・ごま油などを少量使って調理するのがオススメです。
ビタミンCは水に溶けやすいというデメリットもあるので、ちんげん菜の栄養を逃さずにいただくには汁ごと飲み干せるスープもピッタリな調理法といえます。
チンゲン菜の下ごしらえや下茹での方法
チンゲン菜はアクのない野菜なので、基本的に炒め物では下茹でするなどの下処理は必要ありません。
下ごしらえで気をつけておきたいのが、チンゲン菜の茎の部分です。泥が入り込んでいることが多いので、茎の先端をカットして一枚ずつ葉を剥がして確認し、根元に泥が付いていた場合は洗い流しておいてください。
チンゲン菜のおひたしを作るときに下茹でするときは、栄養を効率よく摂取するために油と塩使って茹でるのがポイントです。
お鍋の水1リットルに大さじ1弱の塩と小さじ1の油(オリーブオイルやゴマ油)を入れて沸騰させ、硬い茎の部分を20秒浸け茹でしてから全体を浸けて30秒ほど茹で上げます。冷水にサッと浸けることでキレイな緑色を保つことができます。
粗熱を取って水気を絞り、お好みの味付けで和え物やお浸しを作って下さい。長く茹ですぎると葉の部分がクタっとしなびて茎のシャキシャキ感を損なってしまうので、下茹では1分以内を目安に行いましょう。
チンゲン菜の保存期間はどのくらい?
チンゲン菜の保存期間は、常温・冷蔵庫・冷凍庫でどのくらいでしょうか?
保存法 | 日持ち |
---|---|
常温 | 約2日 |
冷蔵庫 | 約5日 |
冷凍庫 | 約30日 |
チンゲン菜などの葉野菜は劣化スピードが早いため、常温での保存はおすすめしません。
冷蔵庫に入れるときは乾燥や外気から守るため、霧吹きなどで適度に湿らせたキッチンタオルでチンゲン菜を覆い、ジップロックなどに入れてから野菜室に立てるようにして保存することで長ければ7日ほど日持ちさせることができます。
冷凍させる場合は、生のままか茹でるの2つの方法があります。
生の状態で冷凍するときは、青梗菜の茎を取り除いて葉を外し、汚れを洗い流したら水気をキッチンペーパーで取り、使いやすい大きさに切って密閉容器や袋に入れて保存してください。
茹でてから冷凍するときは、和え物などで使うときにお伝えした塩と油を入れて下茹でする方法で固めにゆでてから冷水にとって粗熱を取り、しっかりと水気を取ったものを調理しやすい大きさに切って密封容器などに入れて保存してください。
冷凍したチンゲン菜は解凍して使うと水っぽくべちゃっとして食感も悪くなるので、そのまま加熱調理するだけで大丈夫です。冷凍青梗菜の賞味期限は約1ヵ月ほどですが、時間が経つごとに食感や風味が落ちますので、早めに消費するようにしましょう。
まとめ
スーパーでのチンゲン菜の値段は、1袋当たり税抜き128円から198円ほどです。
ビタミン・ミネラル類などの栄養成分が豊富で食べやすいことから、生食・加熱どちらにも活用でき、下処理も基本不要の万能食材です。
βカロテンやビタミンCなどの栄養素を逃さないためには、少量の油で炒める・茹でる・スープに入れるのがおすすです。
傷みやすいチンゲン菜も、冷凍庫保存では30日ほど保存期間を延ばすことが可能です。保存法も上手に活用して、チンゲン菜料理を楽しんでくださいね。
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