カレーは冷蔵庫で何日もつ?保存期間を延ばして日持ちさせる方法は? | 食のエトセトラ
アフィリエイト広告を利用しています。

カレーは冷蔵庫で何日もつ?保存期間を延ばして日持ちさせる方法は?

カレー 冷蔵庫 料理

カレーは食べる分だけ作るというよりたくさん作り置きするようにしているというご家庭も多いでしょうが、冷蔵庫で何日もつのでしょうか?

1週間カレーを食べ続けても飽きないという人もいますが、気温の上がる夏は菌による食中毒も気になりますよね?

そこで、保存期間を延ばして上手に日持ちさせる方法についてまとめました。

カレーは冷蔵庫に入れてからいつまで食べられる?

香辛料たっぷりのカレーは、冷蔵庫に入れさえすれば4日目や5日目でもいつまでも食べられそうな気がしますが、せいぜい2日から3日が保存期間の限界です。

3日目以降のカレーは、菌が増加して食中毒を引き起こす原因になりかねません。

たとえ見た目やにおいに問題がなかったとしても、冷蔵庫保存していたカレーは少なくとも3日以内に消費してしまいましょう!

また、カレーを冷蔵庫に入れ忘れてしまったけど、1日くらいだったら大丈夫だろうという安易な考えも禁物です!

カレーは常温保存だと夏は半日、寒い冬でさえ持って1日半ほどしか日持ちしないくらい賞味期限が短い料理なんです。

冷蔵庫に入れ忘れたカレーの表面に白っぽいカビが見えたり鼻をつくようなツンとしたいやな臭いを感じたら、食べずに捨ててしまいましょう。

こうなる前に次の日以降も食べることを考えて作るのであれば、冷蔵庫保存を徹底して守りましょう!

カレーは冷蔵庫に熱いまま入れて大丈夫?

カレーは、完全に熱を下げきって冷えたものを冷蔵庫に入れるようにしましょう!

熱いままのカレーは冷蔵庫の中の温度を急激に変えてしまい、中に入れている食材の劣化スピードが早まってしまうことはもちろん、カレー自体も熱や蒸気が逃げにくく腐りやすくなってしまうなど悪い影響をあたえることになります。

そもそも冷蔵庫は低い温度の中で食材を保存し賞味期限を保つのが目的なので、カレーを熱いまま入れてしまうのは本来の機能を無視した使い方となります。

冷蔵庫によっては食材を温かいまま保存できる機能が備わった商品もありますので、そういった冷蔵庫をお持ちの方はカレーを熱いまま入れても問題ないでしょう。

そういった機能のない冷蔵庫をお使いの方は、食品ロスを避けるためにも必ず冷ましたものを入れるように留意しましょう!

カレーの冷蔵庫保存は鍋ごと?それともタッパー

カレーを冷蔵庫で保存するのに調理した鍋ごと入れたりしていませんか?

カレーを冷まして冷蔵庫に入れてはいたけど、鍋ごと入れてはダメだとは思わなかったという人も多いかも?しれませんね。

まず、カレーを常温で冷ますには鍋ごとだと時間がかかるだけでなく温度にもバラつきが生じるため、そのまま冷蔵庫に入れてしまうとウェルシュ菌などの菌が発生しやすい環境を作ってしまうことになります。

カレーの冷蔵庫保存は、比較的浅めのタッパーや耐熱容器で行い、鍋ごと保存するのは止めるようにしましょう

冷ますときは、お鍋の底を浸けられる大きなボウルまたはフライパンを準備し、その中に氷水を入れて木べらやお玉でカレーをかき混ぜながら急速に温度を下げて冷ましてください。

熱が取れたことを確認し、底の浅いタッパーなどの容器にいくつかに分けて入れ替え冷蔵庫の他の食材に匂い移りがしないように蓋をしっかりとして保存しましょう。

タッパー容器へのカレーの色移りやニオイが染みついてしまうのが気になり方は、ラップを底に敷いてから移すと良いでしょう。

カレーを冷蔵庫から出したらレンジで温めても大丈夫?

冷蔵庫保存のカレーを温めるとき、タッパー容器ごとレンジでチンしても良いのでしょうか?答えは「No」です!

電子レンジの加熱だけでは、中身や具材が場所によってあたため温度に差が出て均一に熱が行き届かないからです。

一度火を通しているとはいっても、レンジの加熱だけでは充分に熱が行き渡らずお腹を壊す原因になってしまいます。

食中毒を防ぐためにもめんどうがらず、カレーを冷蔵庫から出して再加熱するときは、電子レンジを使わずに鍋に戻してから全体に均一に火を通してから食べるようにしましょう。

カレーを冷蔵庫で3日目以降も寝かせるなら冷凍庫へ

万が一、カレーが冷蔵庫で3日目以降も余るほど大量に作ってしまったという場合は、冷凍庫に入れることで長期保存が可能です。

冷凍庫での保存期間は約1ヵ月ほどと日持ちもしますし、冷蔵庫保存に比べて菌の繁殖問題の心配もグンと下がるのでおすすめです。

しっかりと粗熱を取り切ってから容器やジップロックに小分けして入れて保存することに変わりはありませんが、カレーを冷凍庫で保存する際にいくつか注意しておきたいポイントがあります。

カレーの具材でよく使用されるにんじんやじゃがいもですが、冷凍すると水分が飛んですが入ってしまい何とも歯ざわり舌ざわりの悪い食感へと変わってしまいます。

ですので、具材に野菜を使用したカレーを冷凍するときは、具材を取り除いたものを冷凍するかミキサーやフードプロセッサーを使って野菜をペースト状にしてジップロックで別に冷凍保存するかしてください。

冷凍保存することを前提に調理するのであれば、野菜を入れないカレーを作っておき、食べる直前に茹でたものをルーの中に入れて温めて食べるようにすると良いでしょう。

冷凍したカレーの解凍は自然解凍するのがおすすめですが、半日ほど要するため食べる前日に冷蔵庫へ移動させてから解凍を進めておきましょう。解凍したカレーは、鍋に移してから温めてくださいね。

まとめ

カレーの調理後は鍋ごとスピード冷却し、容器に移し替えたものを冷蔵庫保存で3日以内に食べきるか、保存期間を延ばしたければ野菜などの具材を除くまたはつぶして冷凍庫保存で1か月以内に食べ切ってしまうことです。

粗熱を取る作業や容器に移し替える作業がめんどうだからといって、このひと手間を省くと食中毒などの危険も!

これができなければ、カレーは毎回食べる分だけ作るようにして、その日のうちに食べるようにしましょう!

【関連記事】
カレーの温め直しは電子レンジで大丈夫?ウェルシュ菌を予防する温め直し方

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました