ソイミート(大豆ミート)は、代替肉(フェイクミート)のヘルシー食材として人気ですが、どこで売ってるのでしょうか?
ソイミートの市販品は、イオンなどのスーパーやカルディでも買えるのか?戻し方や唐揚げにしたときのカロリーや糖質についてまとめました。
ソイミートはイオンやカルディで買える?
ソイミートは、イオンやカルディでも購入することができます。
イオンの自社ブランド・トップバリュVegetive(ベジティブ)シリーズ関連では、以下の商品を取り扱っています。
・「大豆からつくったミンチ」100gあたり149円(関東エリア限定)
・「大豆からつくったハンバーグ」100g×2個 321円
・「大豆からつくったハンバーグ豆乳生クリーム入り」100g×2個 321円
・「大豆からつくったハンバーグ 旨みとコクのあるデミグラスソース」156g 278円(チルドタイプ)
・「大豆からつくったハンバーグ 焦がし醤油香る玉ねぎソース」156g 278円(チルドタイプ)
・「大豆からつくったハンバーグ 柚子おろしソース」240g 321円(冷凍食品)
・「大豆からつくったボロネーゼ」80g 138円
※値段はすべて税込
ソイミートは、イオン系列スーパーのマックスバリュでも、乾物売り場で以下のメーカー市販品が販売されています。
・マルコメ「ダイズラボソイミート大豆のお肉 ブロック90g」238円
・マルコメ「ダイズラボソイミート大豆のお肉 ミンチ100g」238円
・フジサワ「大豆からできちゃいました フィレ65g」198円
ソイミートは、カルディでは袋入りのフィレ商品が自宅近くのお店に売っていたのですが、最近見なくなりました。
ただ、ソイミートを使った以下のレトルト食品が、カルディのもへじより販売されています。
・もへじ「北海道から 大豆ミートと香味野菜のトマトソース130g」298円
・もへじ「北海道から 大豆ミートとひよこ豆のキーマカレー200g」368円
ソイミートを使った加工商品は、安くて大容量の商品が揃う業務スーパーでも「畑のお肉のカレーそぼろ160g」138円や、「ソイボロネーゼ680g」が298円で売っています。
ソイミートといえば、ベジタリアンやヴィーガンなど菜食主義の方の食べ物といったイメージが強く、昔は自然食品のお店やネットなどごく一部の店舗でしか手に入りませんでした。
健康志向の高まりから、食感や味はお肉とほとんど変わらないのに高タンパクで低カロリー・低脂質のソイミートが、まだまだ少ないモノのイオンなどのスーパーでも手軽に手にすることができるようになり、選択肢の幅が広がったのは消費者としてうれしいことですね♪
ソイミートの戻し方
ソイミートは、商品によって独特の臭みを感じることもあり、苦手に思っている人も少なくありません。クセを感じず美味しくなる戻し方は、湯戻し後の水洗いがポイントを握ります!
【ソイミート(ブロック・フィレ・ミンチ共通)の上手な戻し方】
1.ソイミートを熱湯で茹でます。
※茹で時間目安:ミンチ1分/フィレ3分/ブロック5分
2.茹で上がったらザルにあげる。
3.たっぷりの水に浸けては絞る水洗い作業を3~5回繰り返す。
ソイミートは、商品によっては湯戻し水切り不要のモノもあります。
水やお湯で戻す必要のある商品は、鍋に沸かした熱湯で茹でてから充分に水洗いすることで、ソイミート特有のにおいを取り除くことができます。
熱湯から上げたばかりのソイミートは中がとても熱いので、初回の水洗いのときは手のひらを火傷しないよう、しっかりと水を含ませてから軽く絞るようにしてください。
ミンチタイプは形が崩れやすいので、水を絞るときはギュっと強く絞りすぎないよう注意が必要です。
ソイミートを水洗いして絞ると、最初は黄色っぽかった絞り汁がだんだん白く透き通ってきます。ここまでくれば戻しは充分で、クセがなく美味しく食べることができます。
乾燥大豆ミートは、戻すことによって3倍ほどに膨れ上がります。調理ごとに一回一回戻す下処理がめんどうという方は、一度にたくさん戻して下味をつけたモノを密閉袋に入れて冷凍保存しておくと、使いたいときにすぐに使え調理時間を時短できるので便利です。
ソイミートの唐揚げのカロリーや糖質
ソイミートを使ってよく作られる料理といえば唐揚げですが、100gあたりのカロリーや糖質はどのくらいなのか?鶏の唐揚げと比較してみました。
種類 | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|
ソイミートの唐揚げ | 319kcal | 22.6g |
鶏の唐揚げ | 290kcal | 3.7g |
ヘルシーと言われるソイミートですが、糖質は鶏肉・牛肉・豚肉よりも高く、油を使ってから揚げにすると鶏の唐揚げよりもカロリーが高くなることがわかります。
ただ、ソイミートの唐揚げのタンパク質と脂質は22.5g/11.5gに対し、鶏のから揚げは13.2g/23.5gと、ソイミートの方が高たんぱく低脂質なことがわかります。
乾燥ソイミートを戻した100gは、120kcal/6.3gと低エネルギーで糖質もそれほど高くありませんが、調理法によっては数値が跳ね上がるため、糖質制限が必要な方は摂取量や料理法に注意が必要です。
ソイミートのブロックタイプは、油淋鶏や酢豚・チキン南蛮など油で揚げるレシピが多いですが、角煮やカレー・トマト煮・スープ・炒めものなどで極力油を使う量を少なくして、カロリーを抑えるよう工夫してみてください。
フィレタイプは、生姜焼きやホイコーロー・チンジャオロースのレシピに置き換えできるのはもちろん、お味噌汁に入れて豚汁風にしたり、ハヤシライスや肉じゃが・あんかけ焼きそばなどで楽しめます。
ミンチ(そぼろ)タイプは、麻婆豆腐やマーボー茄子などの中華レシピから、ハンバーグ・餃子・キーマカレー・タコス・ガパオライス・ジャージャー麺・台湾まぜ蕎麦・ミートソースなどに活用できます。
料理や食材のカロリーや糖質ばかりに目が行きがちですが、脂質の取り過ぎはコレステロール値が上がるばかりか血管プラークが溜まる原因となり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす要因となります。
お肉は調理も簡単で美味しいのですが、ソイミートの方が筋力を作るのに欠かせないタンパク質がささみの2倍も含まれ、コレステロールフリーかつ脂質は鶏のもも肉の1/14以下と優秀です。
特に骨の健康をサポートしたり女性の肌を健やかに保つ効果に期待の持てる大豆イソフラボンやサポニン・レシチンをはじめ、カリウムやカルシウム・ビタミンB1・ビタミンB6・鉄分・食物繊維などの栄養素も豊富に含まれています。
血管プラークの詰まりを防ぐ観点からは、お肉に代わって多めに取り入れたい食材ですね!
まとめ
ソイミートは、中型から大型のスーパーや業務スーパー・カルディ・無印良品など、比較的どこでも手に入る時代になりました。
コンビニのローソンでは、関東地方限定にはなりますが大豆ミートから揚げが販売されていますし、セブンやファミマでもソイミートを使った総菜や加工品が続々と販売されています。
ドトールやモスバーガー・フレッシュネスバーガーなど外食産業でも、ソイミートバーガーを扱うなど、代替肉があたり前になってきています。
お肉に比べると湯戻しと水切りの下ごしらえが必要という手間はかかりますが、高タンパク・低脂質で栄養価も高く消化が良いため、健康面を考えたまには肉料理のレシピ材料をソイミートに置き換え、胃腸をいたわる日を作ってもいいですね。
ネット通販では、スーパーで扱う市販品とは別に、老舗のヴィーガン食品を扱うお店や自然食品店の大容量のソイミートなども取り寄せできます。
自分好みのソイミートを見つけて、さまざまなアレンジレシピを楽しんでみてくださいね♪
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