ニラは生で食べれるか?栄養分や食べ過ぎるとどうなる?保存の仕方も | 食のエトセトラ
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ニラは生で食べれるか?栄養分や食べ過ぎるとどうなる?保存の仕方も

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ニラといえばレバニラ炒めやナムル・餃子・チヂミ・もつ鍋など加熱料理レシピのイメージが強いですが、生でも食べられるのでしょうか?

スタミナ食材にも名を連ねるニラにはどんな栄養が含まれているのか?食べ過ぎるとどうなるのか?日持ちのする保存の仕方についてまとめました。

ニラは生で食べれるか?

ニラは火を通さないと食べられないと思っている方も多いと思いますが、生食でも美味しくいただけます!

スーパーなどで1年を通して手に入るニラですが、一番美味しくいただける旬の時期は春(3月から5月頃)になります。春のにらは葉がやわらかくて強い香りが特徴なので、生で食べるのにもピッタリです。

冬(11月から2月頃)の時期もニラ特有の風味を味わえることから、お鍋やスープなどカラダの温まるレシピで多用されることが多いですが、生でいただくことで栄養素を丸ごと摂り入れることができるため、ぜひ生食も取り入れてみてください。

生のにらを食べやすくするポイントは、油をまとわせたり漬けたりすることです。

韮をナムルにするときはごま油を使うと思いますが、油が入ることで加熱したような食感を演出することができます。生なのに火を通しているような食感がありながらも、いつものナムルよりもシャキシャキ感を楽しむことができますよ。

我が家には生ニラの醤油漬けが常備してあります。刻んだにらを保存容器に入れ、しょうゆとみりんを合わせるだけで万能ダレの完成です。お好みでごま油や唐辛子などを入れてもOKです。

にらの醤油漬けがあれば、そのままご飯や冷や奴にかけて食べたり炒め物の調味料代わりにも使え、漬けることで1ヵ月ほど保存も効くのでとっても便利ですよ♪

ただ、ニラは劣化が早いので漬けにしないときは、生で食べるのは購入後すぐに調理する場合に限ります。

ニラの栄養は?食べ過ぎるとどうなる?

ニラの栄養分には、摂り入れることで体内でビタミンAに置き換わり、皮膚や粘膜を健やかに保ちガンを防ぐβカロテンが豊富に含まれています。

カラダの余分な塩分を排出する作用のあるカリウム、カゼを防ぎ鉄の吸収を助けるビタミンC、血行を促進し血管を健やかに保ちLDLコレステロールの酸化を防ぎ老化から守るビタミンE、骨の成長を助け動脈の石灰化を防ぐビタミンK、ビタミンB12と一緒に赤血球の生成をサポートし貧血から守る葉酸に鉄分などビタミンやミネラルも含まれています。

食物繊維では、特に水に溶けにくい不溶性食物繊維が多く含まれています。水分を吸収することで腸管が刺激を受け、大腸のぜん動運動が促され排便をサポートします。便のカサが増えてより排泄がスムーズになる効果に期待が持てます。

ニラの強い香りや味の元であるアリシンは、葉先よりも根元の白い部分に約4倍も多く含まれています。ビタミンB1の吸収を高め血行を良くしてカラダを温め胃腸の働きをサポートするほか、カゼやガンを防ぐ効果もあるなどスタミナ野菜と言われる所以がお分かりいただけたと思います。

ニラの栄養価が高いからといって食べ過ぎは禁物です!

にらの摂り過ぎは食物繊維の摂り過ぎにもつながるため、下痢や腹痛を起こしたり水分不足から便の詰まりが起こることもあります。

ニラに含まれるアリシンは殺菌効果が高いことから、食べ過ぎは胃もたれなど胃の荒れにつながるため注意が必要です。

アリシンは臭いの元にもなるので、食べ過ぎた翌日は口の中はもちろん部屋中にニラの匂いが充満します。におい成分が腸で吸収されることでカラダ中にその血が巡って肺に運ばれるため、吐き出す息やおならが臭い原因になります。

頻繁に食べ続けていると体のニオイもひどくなるので、頻回食はオススメできません。

韮に含まれている栄養素を余すことなくいただくには生で食べるのがベストですが、仕事なので臭いが気になる方は、カロテンを効率よく摂取できる油炒めなど加熱して食べることをおすすめします。

ニラの長持ちする保存の仕方

ニラは日持ちしない野菜のため、常温での保存はオススメしません。購入した日に使わない場合は、冷蔵庫に入れましょう。

冷蔵保存するときは、冷気に触れて乾燥しないよう茎の部分を湿らせたキッチンタオルで覆い、新聞紙に包んでから保存袋に入れて野菜室に立てて保存してください。保存期間は約4日ほどです。

使いやすい大きさに切ったニラを、水の入った保存容器に浸けて冷蔵庫で保存することもできます。約7日ほど日持ちさせることが可能ですが、水に流れやすいビタミンやミネラルなどの栄養素が溶け出すというデメリットがあることも覚えておいてください。

冷凍保存だと約1ヵ月ほど長持ちさせることができます。サッと水洗いしたら水分が残らないようキッチンペーパーでしっかりと拭き取り、調理しやすい大きさに切ってジップロックに広げるように平らにして入れ、空気を抜きながら閉じて保存するだけです。

冷凍後のニラは解凍不要です。生のときのようなシャキっと感は味わえないので、炒め物には向きません。スープやチヂミ・お好み焼き・にら玉・ギョーザなどの具材として活用してください。

スーパーで買わなくても家庭菜園や畑を持っている実家やご近所さんから大量にいただく機会がある方もいらっしゃるかと思います。状況に応じて自分に合った保存の仕方を取り入れてくださいね。

まとめ

ニラは加熱だけでなく生でも美味しく食べることができる野菜です。生食することで栄養素を逃すことなく丸ごと体内に摂り入れられるメリットもあります。

栄養価が高いからといって食べ過ぎると、腹痛や胃腸の不調・カラダの臭いの原因となるため、摂り過ぎには注意してください。

ニラはすぐに傷むので、すぐに調理しない場合は冷蔵庫で保存し、長期的に保存したいときは冷凍庫で保存するか醤油漬けにすることで、1ヵ月ほど日持ちさせることができるので活用してくださいね。

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