おからパウダーは、スーパーのどこにあるのか?売り場がわからないという方もいらっしゃるのでは?値段がいくらくらいなのかも気になりますよね。
コンビニや100均でも買えるのか?生おからとの違いや糖質量やカロリーは高いのか?栄養価についてもまとめました。
おからパウダーはスーパーのどこにある?値段は?
おからパウダーがどこに売っているのか?自宅近くの大型スーパーの売り場をチェックしてみたところ、豆腐コーナーと乾物コーナーの2ヶ所で販売していました。
値段は、豆腐コーナーの一番上の棚に置かれていたPB商品2点が、120g入りで158円から165円(ともに税抜)で、乾物コーナーの高野豆腐の隣に並んでいたメーカー品が120g入りで240円です。
業務スーパーだとスーパーの約10倍の量の1kg入りの大容量が258円(税抜き)と、破格の値段で販売されています。
おからパウダーと生おからの違いは、乾燥しているかしていないかです。生のおから(別名うの花)は、大豆から豆乳を作るときに出た搾りかすなので、日持ちは2日から3日ほどでスーパーでの流通量も多くありません。
おからパウダーは、未開封商品では短くても2ヵ月、長いものでは賞味期限が1年に設定されています。保存が効いて使いやすいというメリットがあります。
おからパウダー
おからパウダーはセリアやダイソー・キャンドゥにもある?
おからパウダーは100均でも手に入れることができるのか?近所の3社の売り場をチェックしてみました。
ダイソーでは、すりゴマや塩昆布・とろろなどと一緒に50g入りの「なめらかおからパウダー」が並んで置いてありました。
セリアには売っていませんが、キャンドゥでは内容量100gのおからパウダーが販売されています。
ちなみに、ローソン・セブン・ファミマのコンビニ各社では、おからパウダーの取り扱いはありません。
100均でも店舗の規模によって、置いてあるお店と扱っていないお店があります。確実に手に入れるならば、スーパーやネット通販でのお取り寄せをおすすめします。
おからパウダーの糖質量やカロリーは大さじ1でどのくらい?
おからパウダーの糖質量やカロリーは、大さじ1(10g)や100gではどのくらいになるのか見てみましょう。
グラム | カロリー | 糖質 |
---|---|---|
10g | 42kcal | 0.9g |
100g | 421kcal | 8.7g |
生のおからのカロリーは100gで111kcal・糖質2.3gですから、おからパウダーのほうがカロリー・糖質は約4倍と高くはなりますが、乾燥して水分が抜けきったことによる差になります。
そのほかの粉もの製品の100gあたりの違いも比較しておきましょう。
種類 | カロリー | 糖質 |
---|---|---|
小麦粉 | 368kcal | 73.4g |
米粉 | 374kcal | 81.3g |
片栗粉 | 330kcal | 82g |
おからパウダーが一番高カロリーにはなりますが、糖質に至っては小麦粉・米粉・片栗粉のほうが約8倍から10倍と高くなります。糖質が気になるという方は、揚げ物やパンケーキのレシピに出てくる小麦粉や片栗粉を、低糖質のおからパウダーで代用することをおすすめします。
おからパウダーの栄養価は?
おからパウダーの栄養価は、生のおからを乾燥させることでぎゅっと凝縮されるので、食物繊維の量は100gあたり約4倍の43.6gにもなります。野菜の中でも食物繊維の量が多いゴボウでも5.7gと、おからパウダーは約8倍もの量を誇ります。
さらに、たんぱく質23.1g・カルシウム310mg・マグネシム150mg・カリウム1300mg・鉄分4.9mgも、生おからの栄養素に比べると約4倍と豊富な含有率になります。そのほか、ビタミンB1・ビタミンB2は約3倍、ビタミンKは約2倍とおからパウダーはカラダが喜ぶ栄養素が豊富に詰まった食材なんです。
低糖質かつふんだんな栄養素を持つおからパウダーですが、生おからと比べて脂質量が約4倍となります。一度の量で100g摂るようなことはないので、それほど気にすることはないかと思いますが、摂りすぎないように気をつけたいところですね。
まとめ
おからパウダーのスーパーでの売り場は、豆腐製品などを扱う日配品の棚もしくは、干し椎茸やこうや豆腐などが並ぶ乾物コーナーになります。値段は、120g入りで158円から240円前後です。
コンビニでは3社とも取り扱いがありませんが、100均ではダイソーとキャンドゥで購入することができます。たくさんの容量が必要であれば、1kg入りが258円前後で業務スーパーで売っています。
おからパウダーは、生のおからと比較すると高カロリー低糖質で、食物繊維やタンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養価がたっぷりです。
乾燥おからの賞味期限は長くて1年ほどと日持ちが長く、糖質の高い小麦粉や片栗粉の代用もできるので、唐揚げやコロッケ・ソテーなど揚げ衣の代わりや、焼きドーナツ・蒸しパン・クッキー・スコーン・マフィンなどお菓子の粉もの材料で置き換えるなどして、料理やスイーツ作りで有効活用しましょう。
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