アスパラガスは生で食べることができる?栄養は穂先のほうが豊富?筋の取り方も | 食のエトセトラ
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アスパラガスは生で食べることができる?栄養は穂先のほうが豊富?筋の取り方も

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アスパラガスは生で食べることができるのでしょうか?

豚肉やベーコンを巻いて焼いて食べたり、炒めたり茹でたりと火を通して食べるイメージしかありませんが・・・。

アスパラガスは生で食べられるのか?栄養は穂先にたくさん詰まっているのはホントなのか?口の中に繊維が残らない上手な筋の取り方についてまとめました。

アスパラガスはゆでないでも生で食べられる?

アスパラガスは生で食べられるのですが、朝採れの鮮度が高いモノに限ります。

アスパラガスは収穫後も成長を続けるため鮮度が落ちやすく、スーパーなどの売り場に並ぶ頃には収穫から2日ほど経っているため、フレッシュさや甘みもなくなり正直生で食べてもぜんぜん美味しくありません。

アスパラガスが生食できることを知り、私もスーパーで購入したモノを5mm幅の斜め切りにし、トマトやロメインレタス・ブロッコリースプラウト・グレープフルーツなどと合わせてサラダにして食べてみましたが、繊維質で硬くて筋張っていてまったく美味しくありませんでした。

こんなことなら茹でたり炒めたりして食べれべ良かったと後悔しましたが、その後、道の駅に出店している農家さんの朝獲れのアスパラガスを見つけて購入し、再び生で食べてみたところ、瑞々しくて甘みも感じられて美味しくいただくことができました。

アスパラガスを生で食べるメリットは、加熱して失われがちな栄養成分を丸ごと逃さずに摂り込めることです!

生食できるからといって無理して食べる必要はありませんが、アスパラガスを生でいただく際は以下の点に気をつけて食べるといいでしょう。

1.収穫したての新鮮な物に限る
2.切り口が瑞々しいモノを選ぶ
3.穂先が開いていないモノを選ぶ
4.茎がまっすぐ太いモノを選ぶ
5.根本の固い部分は切り落として食べる
6.皮は剥いて食べる

獲れたての新鮮なアスパラガスを生食するのが基本です。火を通すときは皮をむくのは根元の固い部分だけで充分ですが、生で食べるときは口の中に繊維が残って食感が良くないので、根元の太い部分は切り落とし、茎の部分も適度に皮をむいて食べるのがベストです。

切り落とした根元の部分は捨てず、グリーンスムージーにしたり、皮を剥いてアップルサイダービネガーに漬けてピクルスにしたり、炒め物の具材に活用してくださいね。

アスパラガスの栄養は部位によって違う?

アスパラガスの栄養は、部位によって異なります。

名前の由来にもなった栄養成分アスパラギン酸は、カリウムやカルシウムなどミネラル分を効率よくカラダに取り込むサポートをし、疲労を緩和する働きがあります。

アスパラガスには、カラダに取り込まれることでビタミンAに代わるβカロテンも豊富に含まれています。皮膚の粘膜を健やかに保つほか、骨や歯の健康のサポートに欠かせない栄養素です。脂溶性ビタミンのため、油と組み合わせた調理法がベストです。

お肌のコラーゲン生成に欠かすことのできないビタミンCや、カラダの余分な塩分を排出するカリウム、妊婦さんに欠かせない栄養素である葉酸も含まれています。

アスパラガスの栄養で穂先の部分にもっとも多く含まれているのがルチンになります。ルチンは、毛細血管を強くし血圧を下げる働きがあります。

ルチンは、ビタミンCを豊富に含む食材と組み合わせることで効率的に摂取できるため、アスパラガスの穂先は生でサラダにして食べるのがベストです。

熱に弱く水溶性のビタミンが多いので、朝採れの新鮮なアスパラが手に入ったときは、穂先は生もしくは蒸してサラダやお浸しにしていただくことで栄養素を損なわずに獲り込むことができますよ。

アスバラガスの皮のむき方や筋の取り方

アスパラガスの皮や筋の取り方がどこまで取ればよいかわからないという方もいると思います。

アスパラガスの穂先や茎の先の柔らかい部分は皮を剥く必要がありませんが、根元の太い部分は皮をむかないと筋っぽいので取り除きましょう。

アスパラガスの根元の固い部分を3cmくらい包丁で切り落としたら、カットした部分から3cmほど上のところの皮もピーラーで薄く剥いてください。

上に挙げた下処理をすることで、口に入れても繊維質の筋っぽい食感を感じず、美味しく食べることができます。

アスパラガスの根元の固い部分と真ん中あたりと両手で持って手でポキっと折ることで、包丁を使わずにカットすることもできます。

何れの方法も切り落とした根元はそのまま捨てることなく、皮を剥いて炒め物やスープなどに活用してください。

アスパラガスの節にある三角のはかま部分は残しておいて問題ありませんが、ラップに包んで600Wのレンジで20秒ほど加熱し、三角のはかまの部分を指でつまんで引っ張ると筋がキレイに剥けます。

ホワイトアスパラガスは穂先を除いた全体の皮が厚めなので、グリーンアスパラガスよりもやや厚めに皮剥き処理をするのがベストです。

皮や筋が残っているとせっかくの美味しさも半減するので、しっかりと下処理をしてから調理に臨みたいですね。

まとめ

加熱調理のみのイメージが強いアスパラガスも、獲れたての新鮮なモノであれば生で食べることができることがわかりました。

生食のメリットは熱や水に弱いビタミンを効率よく摂取できることにありますが、皮むきをしっかりとしておかないと筋張って食べにくいので、根元や茎の皮や筋の下処理をしてからいただくのがベストです。

特にアスパラガスの穂先に含まれるルチンは、ビタミンCたっぷりの野菜と合わせてサラダにすることで、栄養素を効果的に摂り込むことができますよ♪

火を通すときも硬い根元と茎の部分の皮や筋の処理をしっかりとすることで、食感も良く美味しくたべられるので、下処理は怠らずに行ってくださいね。

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