たけのこの下処理でぬかがなくてもあく抜きを簡単にできる人気の方法は? | 食のエトセトラ
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たけのこの下処理でぬかがなくてもあく抜きを簡単にできる人気の方法は?

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たけのこの皮付きを買ったり頂いたりした場合は、下処理でぬかを使用してあく抜きが必要ですが、米ぬかがない場合はどうしたら良いのでしょうか?

あく抜きはめんどうで煩わしいモノと思われがちですが、糠を使わなくても簡単にできる人気の方法がいくつもあります。

忙しくて時間がない方のための、圧力鍋や電子レンジを使った時短の下茹での仕方についてもまとめました。

たけのこの下処理の基本ぬかを使った方法

たけのこの定番の下処理方法といえば、米ぬか唐辛子を使ったあく抜きですね。

生のたけのこは収穫してからも日々えぐみが増していくので、購入後は即行であく抜きの下処理を行うのが鉄則です!

皮付きたけのこ1本に対し、米ぬかの使用量は20g・唐辛子1本です。米ぬかがタケノコの持つあくを和らげ、唐辛子がぬか特有の臭いを抑えます。

たけのこの皮の表面についた汚れを水洗いし、根元の部分の皮を3枚はがします。先端はえぐみが強いため斜めに切り落とし、根元から穂先部分まで皮に2cmくらい切り込みを入れます。

深さのある鍋にタケノコがしっかりと浸かるくらいの水と筍を入れたら米糠と赤唐辛子もしくは鷹の爪を入れ、中火~強火で水から茹で沸騰したら弱火~中火で約1時間茹でてください。

たけのこの一番太い箇所に竹串を刺し、スムーズに串が通れば下茹での完了です。鍋ごと放置し冷めたらしっかりと洗って米ぬかを落とし、皮をむけば下処理の完了です。

火力によって茹で汁が吹きこぼれることもあるので、クッキングシートやアルミホイルなど落し蓋をして茹でるのがオススメです。

穂先の皮で柔らかい部分は姫皮と呼ばれ、千切りにして和え物やきんぴらにもできるので、捨てずに活用しましょう!

たけのこの下処理後の保存方法は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

たけのこのあく抜きは生米や大根でも代用できる

ご近所さんからのおすそ分けで生のたけのこをもらった場合、あく抜きするのに手元にぬかがない!なんてこともありますよね。この場合、生米や米のとぎ汁・大根などで代用することができますよ。

たけのこ1本に対して、米糠の分量を大さじ3杯の生米に置き換えるだけです!とぎ汁で茹でる場合は、生米を2回くらい洗ったとぎ汁を鍋に取っておきあく抜きに活用しましょう。

生米で代用するときのポイントは、ぬかの付いていない無洗米は使用しないことです。直に生米を入れてあく抜きすると場合は、洗わずにそのまま入れましょう!

たけのこの下処理は、大根おろしを使ってすることも可能です。大根を活用したあく抜きの手順は以下のとおりです。

1.大根を3分の1くらいすりおろし、200mlの絞り汁を準備する。
2.ボウルの中で大根のおろし汁と同量の水200ml、1%の塩4gを混ぜ合わせます。
3.タケノコは皮をむき、調理用途に応じてカットし、大根おろし汁の中に浸けて1時間ほど放置します。

大根おろしを代用したタケノコのあく抜きは生の状態で行うので、火を通さなければ1日しか日持ちしません。下処理のあと調理しない分は、茹でて冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。

重曹(タンサン)を使ったあく抜きもありますが、入れすぎると茶色く変色することがあるため、入れる量に注意(水1リットルに対し小さじ1/2or1杯程度)してください。

米ぬかがない場合は、ご自宅にあるモノに置き換えて臨機応変に下処理を行ってくださいね。

たけのこの下処理は圧力鍋で時短

たけのこの下処理には1時間以上かかるので、特に仕事で毎日忙しい主婦の方は少しでも時短できるほうが助かりますよね。

米ヌカやとぎ汁・生米・重曹を使用してあく抜きする場合は、圧力鍋を使うことで約5分~20分と3分の1以下の時間でたけのこの下処理を完了できます。

圧力鍋を使う場合は、米ぬかですと蒸気ノズルに詰まって危険なため、米のとぎ汁を活用するのが安心安全です。

たけのこの下処理の手順は、ベースのぬかを使った方法と変わりありません。米のとぎ汁の分量が圧力鍋のMAX容量(3分の2)を超えないよう気をつけてください!

手持ちの圧力鍋によって加圧時間は違ってきますが、高圧で5分・低圧で約10分~20分が目安です。

加圧後は火を止め余熱調理で冷まし、圧力が下がったら蓋を外して冷めるまで放置します。冷め切ったの確認したらたけのこの皮を剥いて、使わない分は水を入れた密閉容器に浸けて冷蔵庫で保存しましょう。

たけのこのあく抜きは電子レンジでも可能?

たけのこのあく抜きを電子レンジでする時短テクニックもあります。

大根おろしで下処理した時と同じようにたけのこの皮をすべて剥がし、調理用途に応じてカットしてしまいます。

耐熱容器にタケノコを並べかぶるほどの水を入れ、生米大さじ2杯を入れたらラップをかけずに500Wで約12分・600Wで約10分レンジでチンします。生米だけでなく小麦粉を入れる方法もありますが、生米だけで充分かと思います。

同じワット数でもご利用の電子レンジによってえぐみの取れ方に差があります。あく抜きが充分でないと感じた場合は、加熱時間を調節してみてください。

電子レンジを使ったあく抜きは、大根おろしを代用して下ごしらえするよりも熱が通っているので、再度茹でる必要もなく下処理後すぐに料理したい人向けにベストな時短調理法です。

まとめ

スーパーで1年中手に入るたけのこの水煮と違い、皮付きの生たけのこは必ずあく抜きの下処理が必要です。

味わえる旬の時期が春に限定されるので、1年の中で調理する回数も多くはないでしょうが、時間に余裕があるときは米糠やとぎ汁を使ってしっかりと下茹でし、えぐみを取り除いてください。

ぬかがない場合は生米や大根おろしを活用し、少しでも調理時間を短縮したい人は、圧力鍋や電子レンジを活用した時短テクニックを取り入れてみてください。

タケノコの穂先が緑色のモノは収穫より日が経ちアクが強く筋が硬いので、なるべく穂先が黄色く皮にツヤがあるタケノコを選んで下処理をラクにしましょう♪

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