コーンスターチは、ケーキやクッキーなどお菓子作りで主に使用される材料です。料理の材料としても使われますが、まだまだ知っているという人が少ないのか?売り場はどこになるんだろうと迷う方も多いようですね。
そこで、コーンスターチについてや売っている場所に使い方、ないときの代用品などについてまとめました。
コーンスターチとは何なのか?
コーンスターチの原材料になっているのがトウモロコシですが、これをすりつぶして作られたとうもろこしデンプンのことをコーンスターチと呼びます。
白くてきめ細やかな粉末状のその見た目は、まさに片栗粉のようです。かたくり粉もコーンスターチと同じくジャガイモのでんぷんですので、見た目がソックリなのも納得です。
コーンスターチの売り場はスーパーではどのコーナーにある?
コーンスターチの売り場ですが、スーパーではホットケーキミックス粉やベーキングパウダー・粉糖・チョコレートペンなど製菓材料を扱うコーナーか、小麦粉・薄力粉・米粉など粉類を扱うコーナーに置いてあります。
大きいスーパーの売り場ではだいたい取り扱っているとは思いますが、小規模スーパーや個人商店などでは扱っていないかもしれません。
大容量のコーンスターチが必要という場合は、お近くの業務用スーパーかネットでの購入がおすすめですが、個人ではそんなに大量に使うことは少ないかもしれませんね。
また、コーンスターチの取り扱いはあっても在庫数が少なくて、上に挙げた売り場に行ってみたけど見つからないということもあるかと思います。その場合は、スーパーの店員さんにお尋ねください。
コーンスターチの売り場はイオンではどこにある?
イオン系列のスーパーでは、製菓用品を置いている売り場か粉もの・粉製品のコーナーにあります。
イオンのお店によっては、どちらの売り場にもコーンスターチを陳列しているところもありますので、製菓コーナーもしくは粉類を扱う売り場どちらかをチェックしてみてくださいね。
値段も150g入りで97円(税込)と100円以下の安い価格で手に入るので、たくさん使用することがない限りイオンのもので充分だと思います。
セブンイレブン・ローソン・ファミマなどのコンビニでは、コーンスターチはほとんど売られていないといってもいいでしょう。
コンビニの店舗によっては粉ものを取り扱っているところもありますが、はじめからコンビニという選択肢は外してイオンなどのスーパーで探すのが確実だと思います。
コーンスターチの売り場はダイソーにもある?
コーンスターチの売り場がダイソーにあるかについてですが、ダイソーには置いてありません。
100均でも取り扱いがあるところとないところがあり、セリアには置いてありましたが、ダイソーにはありませんでした。
100均での売り場も製菓材料コーナーになりますが、取扱数が少ないため在庫切れのことが多いですね。
コーンスターチの値段もスーパーなら税抜きで90円からと100均で購入するよりも安い価格で売られているため、買うなら供給の安定しているスーパーをおすすめします!
コーンスターチの使い方は?
コーンスターチの使い方ですが、基本はお菓子や料理のレシピの材料として出てくる分量を入れるだけです。
コーンスターチは澱粉という特性から、主にとろみをつける役割として使われることが多いです。お菓子ではカスタードクリームやプリンの固さをまとめるのに使われたり、料理でもあんかけやスープのとろみ付けに使われています。
とろみをつけるといえば片栗粉をイメージしがちですが、コーンスターチはかたくり粉に比べて温度が下がってもとろみが持続することから、通な方はコーンスターチを使用しています。
クッキーなどの焼き菓子のレシピの材料にコーンスターチをプラスすることで、よりサクサク感と口どけの軽さを感じるお菓子に仕上げることができますよ!
また、チーズケーキなどでは生地のつなぎに、シフォンケーキではメレンゲの泡を強化ししっとり食感をだすのに使われたりと、スイーツに和食・洋食にと幅広く活躍してくれる存在であることがわかりましたね。
さらにコーンスターチの使い方で驚くのは、銀製品のツヤを取り戻すのに使えたり、靴の消臭やデオドラントに日焼けや虫刺されなどにも使えるということです!
購入したけど量が多めで使いきれないという時は、スプーンなどの銀製品のくすみが気になるものをコーンスターチを使って磨いたり、靴の嫌なニオイを取りたい場合はコーンスターチ適量をクツの中にそのまま入れて一晩置くだけで臭いが改善されますよ。
お菓子作りや料理でコーンスターチが余ったときは、このような使い方で有効活用してみはどうでしょうか?
コーンスターチの代用でベーキングパウダーは使える?
コーンスターチを使うお菓子のレシピもたくさんありますが、ないときの代用で同じく焼き菓子などでよく使われるベーキングパウダーを使うことって可能なのでしょか?
ベーキングパウダーは、ケーキのスポンジ部分やパンなど小麦粉を使用する焼き菓子の材料として使われていて、主に生地を膨らませる役割を担っています。
成分のベースが重曹で生地をふっくらさせる効果のあるベーキングパウダーと違い、食感やとろみづけを目的としたコーンスターチとでは、同じ粉類でもまったく特性が異なります。
したがって、コーンスターチの代用でベーキングパウダーを使うことはできません!
たとえば、チーズケーキのつなぎの役割を果たすコーンスターチが手元にない場合は、小麦粉や米粉で代用することができます。また、カスタードクリーム作りにもコーンスターチが使用されますが、手に入らない場合は代用品として小麦粉で対応できますよ。
スイーツ作りで使用されるコーンスターチの役割は、繋ぎや食感・とろみづけと覚えておきましょう。生地を膨張させることが目的のお菓子ではベーキングパウダーを使い、ない場合は重曹などで代用しましょう。
まとめ
コーンスターチの売り場は、スーパーならほとんど製菓コーナーもしくは粉物コーナーに設置されています。
100均でも買えるところはありますが、価格は変わらないため探す手間を省くために最初からスーパーで買い求めるのが良いでしょう!
万が一在庫切れですぐに手に入らないという場合は、小麦粉や米粉・片栗粉などでも代用できます。
余ったコンスターチは、銀製品の掃除などにも使えますので活用してみてくださいね!
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