缶詰の賞味期限切れから4年を過ぎても美味しいって本当?食べられないときの捨て方も

缶詰 食材

缶詰は賞味期限が長いことからふだんの料理使いではもちろんのこと、地震や災害時などの保存食や非常食としても役立ちますよね。

万が一のときに備えて缶詰を常時ストックしているというご家庭も多いと思いますが、賞味期限切れに気づいたときには2年・4年と過ぎてしまっていて、これってもう食べられないんだろうか・・・と思った経験をみなさんお持ちなのでは?

そこで、缶詰の賞味期限が切れたものはどのくらいまでなら食べることが可能なのか?賞味期限の見方や賞味期限切れの缶詰の捨て方などについてもまとめました。

缶詰の賞味期限切れはいつまで食べられるの?

冷蔵庫やキッチン回りの大掃除をしていたらかなり古い缶詰が出てきて「あ~またやってしまった」という経験はありませんか?

缶詰だから腐らないしちょっと賞味期限が切れてても食べられるでしょって思いますよね。で、いつまで食べられるのでしょう?

2ヵ月くらいなら大丈夫そう?いやいや半年、1年くらいまでならいけるんじゃないの?2年、4年、10年はさすがにヤバそう・・・。

いろいろな意見があるかと思いますが、缶詰は未開封かつきちんと保管されていれば通常は腐ることがないとされているため、賞味期限から何十年も経っていたとしても食べることが可能です。

中には北極で110年以上もの年月が経った缶詰を開けて食べたが問題なかったという缶詰の技術をあらためて思い知らされるような逸話もあります。

缶詰は、生鮮食材とは異なり長期的に日持ちすることからついつい賞味期限を見過ごしがちです。賞味期限切れのものを食べても問題ないと知っていても、ベストなのは美味しい状態を保った期限内に食べてしまうことだと思います。

賞味期限切れの缶詰が食べられるかどうかの判断は、未開封かつ保管の状態が良好であるかどうかをみます。賞味期限を超えてしまった缶詰が食べられるのかどうか不安という場合は、以下の4点についてよ~くチェックをしてみましょう!

・缶詰が膨らんでいたりさびがついたりしていないか
・缶詰にキズがついて穴が開いたりしていないか
・缶詰の蓋を上から押してみたときにヘコんだりしないか
・缶詰を開けたときに酸っぱい匂いや腐敗臭、金属臭がしないか

缶詰を直射日光を避けた涼しい場所でずっと保存をしていたということであれば状態も悪くないと思うので、上記にある注意点のような問題も見られなければ、賞味期限が切れていても食べることは可能と判断します。

ただし、缶詰の保管年数が経つごとに錆びついたり穴があいてしまったりと上に挙げたように状態が悪くなっていくこともあり得ます。

このような状態になると缶詰の中身が空気に触れて傷みますし開封した時に鼻をつく腐食臭もしてくると思いますので、サビや穴開きが確認できた場合は、捨てるまで開封するのはやめておきましょう!

また、ごくまれなことではありますが、賞味期限が切れた缶詰の中でガスが発生して膨張し中身が破裂して飛び散ったといったケースも報告されています。

長期保存できるからと油断することなく、日ごろから食材の賞味期限チェックを月に1回行う日をあらかじめ決めておくなどしておくと良いかもしれませんね。

缶詰が賞味期限切れでも食べられるからといって、メーカーも当サイトも推奨しているわけではありません。あくまで理論上の話でありますので、先に述べた注意点をご確認のうえそれでも食べるという場合は、自己責任でお願いします。

缶詰も賞味期限切れに近づくごとに風味や食感が損なわれていくことも考えられますので、なるべく美味しいと感じることができる期限内に食べてしまうことをおすすめします!

缶詰が賞味期限切れでも美味しい理由

缶詰の賞味期限はとっくに過ぎているのに状態さえ良ければ100年以上経過していても食べることができるという話をしました。

では、なぜ缶詰は賞味期限が切れていたとしても美味しく食べることができるのか?それは、缶詰の製造過程に秘密があります。

缶詰の中に調理された食材を詰めたあと、空気を抜いて酸素に触れないよう真空状態にし密閉します。その後、高熱による加熱殺菌処理をしてから無菌状態にし、品質が落ちないように冷却を施します。

食材は、酸素に触れることで腐食しますが、缶詰の中は真空で空気に触れることがなくしかも菌や微生物もいません。このような理由から長期的な保存に向き、賞味期限を超えてもコンディションに問題がなければ美味しくいただくことができるのです。

製造された段階において菌のいない缶詰は、必ずしも冷蔵庫で保存する必要はありませんが、保管する際は日光が当たるような気温が高い場所やジメっとした湿気の多いような場所は避け、風通しのよい冷暗所のようなところで保管することをおすすめします。

缶詰の賞味期限は何年?

これまでは缶詰の賞味期限切れについて話してきましたが、缶詰の賞味期限は最長でどのくらいなのでしょう?

缶詰にもさまざまな種類のものがありますが、大多数は製造日より2年もしくは3年で賞味期限を設定しています。

パイナップルや桃・ミカンなどフルーツの缶詰からお中元やお盆の篭盛りでもよく見るカニ缶、サバやサンマ・ツナなど魚の缶詰、赤貝やつぶ貝・帆立などの貝の缶詰、コーンやトマトなど野菜の缶詰、スパムやささみに焼き鳥・コンビーフなど肉の缶詰などの賞味期限がこの期間にあたります。

最近では、防災グッズの非常食や保存食としてパンやスイーツなどの缶詰のニーズも高まり、賞味期限が5年の缶詰もどんどん出てきていますね。

長期保存ができるとは言えども、「この期限の間で開封していない限りは美味しさを保証しますよ!」という目安みたいなものですので、購入後は賞味期限ギリギリまで待つことなく早めにお腹の中に入れてしまいましょう。

缶詰の賞味期限の見方、日本と海外は表記が違う?

スーパーなどで缶詰を購入する前に一度は賞味期限がいつまでなのかをチェックするかと思います。だいたいの缶詰が、上部のフタか缶底の部分に数字で表記されていることをご存知かと思います。

たとえば、最近の缶詰の賞味期限は「2020.09.03」と西暦と年月日まで表記されていますが、中には「2020.09」と年月のみを印字した缶詰もあります。

缶詰の賞味期限の見方で注意したいのが、「200903」と西暦の下二桁と月日で表記されたものです。一見すると「2009年3月」のように見えますが、正しくは「2020年9月3日」なので気をつけたいところです。

また、日本と海外では缶詰の賞味期限の表記方法が異なります。日本は年・月・日という順番で表示されていますが、海外の缶詰表記は「030920」と日・月・年という順で記載されます。

海外旅行のお土産などをいただいたときにこのことを覚えておけば、賞味期限の見方であわてたり間違うこともありませんので安心です。

賞味期限と消費期限って何が違うの?

賞味期限」と「消費期限」は、加工された食品に対してどちらかの期限表示が義務付けられています。「賞味」と「消費」ではなにが違うのかを見ていきましょう。

賞味期限とは

賞味期限は、適切な方法で保存しておいた場合に限り、商品に表記されている年月日までは味や食感・香りなど品質を保証(美味しく食べられる)しますよという期限です。

未開封保存の状態で品質的に傷みの進行具合がゆるやかな缶詰やインスタントのカップ麺・スナック菓子などには「賞味期限」と表示されています。

ただし、「この期限を超えたとしてもある程度の品質が保たれてるいること」が基準となっているため、賞味期限切れだからそれを過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなるということではありません。

開封後は、品質の劣化スピードが早まるため賞味期限は無視してすぐに食べきってしまうことはもちろんですが、開封前でメーカーの推奨する保存方法をしっかりと守って高温多湿な場所を避けて保管しておいたモノについては、賞味期限が過ぎていても大丈夫ということを頭の片隅に記憶しておくとよいでしょう!

消費期限とは

消費期限は、商品に書かれてある保存方法で正しく保存しておいた場合、その期限までであれば口に入れても安全であるとする期限のことです。

傷みやすく腐りやすい弁当や惣菜・サンドイッチ・生菓子などに対して表記されています。

封が切られずに保存状態も悪くなければ期限がきれたものでも口に入れて大丈夫な賞味期限とちがい、消費期限は期限までに食べきってくださいという強い表現であるといえます。傷みが早く劣化しやすい消費期限表示のある商品については、食品の廃棄ロスを出すことのないよう期限内に食べてしまいましょう!

缶詰が賞味期限切れで食べられないときの捨て方

見た目が膨れ上がっていたり表面にサビが確認されたり缶詰の賞味期限切れで食べられないなと判断できたときの捨て方ですが、まちがっても中身が入ったまま捨てないよう缶と中身をしっかり分別して捨ててください。

缶詰が丸みを帯びてふっくらとみえる場合は、ガス溜まりで缶を一気に開封してしまうと中身が飛び散ることがあるため、ビニール袋のなかでゆっくりと少しだけ開け空気が抜けたのを確認してから最後まで開封するようにしましょう。

腐敗臭などイヤなにおいが気になることろではありますが、中身は汁などが漏れ出さないように要らないチラシや新聞紙・ビニールなどで包んで可燃ごみとして捨ててください。

缶は汚れをキレイに洗い流してから、缶・びんの日や不燃ごみの日などそれぞれの自治体のゴミ捨てのルールに従って廃棄するようにしてくださいね。

まとめ

缶詰の賞味期限はどのくらい経とうと保存状態さえ良ければ食べることができるということがお分かりいただけたかと思います。

料理にあと1品プラスしたいといったときに缶詰があるととても便利なので、我が家でも必ず何かしら缶詰のストックをしてはいます。

保管方法さえ間違わなければ基本腐ることがないし長期保存も効くので、目視や臭覚で状態に問題がないことを確認できれば賞味期限切れでも美味しく頂くことはできますが、できれば期限内に食べ切ることがベストだと思います。

食べられるからと言って無理して食べる必要もありませんが、賞味期限切れの缶詰でも状態が良ければ口にすることが可能だということを覚えておくと、役に立つときが来るかもしれませんね。

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