里芋のスーパーでの値段はいくら?栄養分や糖質量は?赤い点があるけど食べられるの? | 食のエトセトラ
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里芋のスーパーでの値段はいくら?栄養分や糖質量は?赤い点があるけど食べられるの?

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里芋が、秋から冬にかけて旬を迎えるシーズンですが、スーパーでの値段の相場はどのくらいでしょうか?

イカと一緒に煮物にしたり、里芋の煮っころがしにコロッケ・グラタン・お好み焼き・サラダなど、これから食卓で活躍する機会の多い食材ですよね。

里芋の栄養分や糖質量やカロリーはどのくらいなのか?赤い点々があるものは食べられるのかについてもまとめました。

里芋のスーパーでの値段はいくら?

里芋は、スーパーで1年中出回っています。旬の時期は品種によって異なるものの、8月下旬から12月頃になり、12月が最も流通量の多い季節なります。

2020年9月22日現在の里芋のスーパーでの値段は、近所のマックスバリュで1袋258円から298円(税抜)で販売されていました。そのほか地元企業のスーパーでは、農家さんが作ったさといもの白めが1袋258円・赤めが389円(ともに税抜)で並べられていました。

全国的に見ると、安いところでは1パック238円、高いものではイトーヨーカドーで380円で売られています。これから出荷量も増えてくると思うので、出回る量が増えれば値段が下がることも予想されます。

生の里芋の皮むきは、ぬめりがあって剥きにくいし手がかゆいので苦手という方は、冷凍の里芋を利用するのもいいですね。

スーパーでは、300g入りが148円(税抜)で、業務スーパーでは500g入りが178円(税抜)であるので、忙しいときの時短調理で重宝しそうです。

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里芋のぬめりには栄養がある?糖質量やカロリーはどのくらい?

里芋のぬめりには、栄養成分である植物繊維の一種「ガラクタン」が含まれています。里芋のぬめりとりのために、下処理で塩もみしたりゆでる方もいらっしゃいますが、ぬめりにも栄養が含まれているので取らないことをおすすめします!

ぬめりの栄養を生かすための里芋の下処理は、さといもの頭とお尻を切り落としたてから、皮ごと蒸し器で蒸すだけ!これでぬめりの栄養を逃すことなく、皮もスルっと剥けるので一石二鳥ですね。

里芋にはそのほかにも、カリウムや水溶性と不溶性の食物繊維といった栄養素をバランスよく含み、ビタミンC量は豊富ではないものの水に流れにくいため摂取しやすいといった利点を持つ食材です。

里芋の糖質量は100g中10.8gで、カロリーは58kcalです。1個あたり(40gで計算)では、糖質約4gにカロリー約23kcalです。

同じ芋類のじゃがいもは16.3g・76kcal、さつまいもは29.2g・132kcalとほかのイモ類と比較しても、里芋は低糖質・低カロリーなことがわかります。

上に挙げた糖質やカロリーは生のサトイモのものであって、さといもの調理方法では糖質やカロリー・脂質などが跳ね上がることもあります。

煮物で砂糖やしょうゆを大量に使って濃い味付けにしていたり、油をたっぷりと使って揚げた里芋のから揚げでは、ヘルシーとは言い難いので食べ過ぎることのないように気をつけたいところです。

里芋に赤い点があるけど食べられるの?

里芋の皮を剥いてみたら中身に赤い点があって食べていいのかどうか迷ったことありませんか?

里芋に出ている赤い点々や筋は、栄養素の一部であるアントシアニンが酸化した結果として現れたものなので、表面に少し見えるくらいなら食べても問題ありません。

ただ、収穫からかなり時間が経過している里芋に赤い斑点やスジがでる傾向にあるため、里芋に赤いところがあると酸化が進んでアクのせいでえぐみが強かったり、筋張って食感も悪かったり味も劣化していることが多いです。

里芋の風味や食感の問題は、調理方法を工夫したところで変わりようがないので、その点を理解したうえで食べるかべないか判断してください。

異臭や見た目も溶けたりしておらず、赤い部分が取り除ける程度のものなら切り取って使用してもいいですが、さといも全体に赤い点や筋が広がっている場合は、食べずに廃棄することをおすすめします。

また、里芋のまちがった冷蔵庫の保存方法によって低温障害を起こした結果、劣化がすすみ赤い点々やスジが現れることもあります。

里芋は、低温や冷気と乾燥に弱いので、基本は常温保存するよう心がけましょう。

里芋の変色防止はどうしたらいい?

里芋は、気温の低い環境を苦手とするため、冷蔵庫保存は赤い点々や筋が発生するなど劣化しやすいのでオススメしません。

里芋に赤い斑点やスジがでないよう変色防止し劣化を防ぐためには、購入したサトイモを泥付きのまま新聞紙で包み、太陽の光が入らない涼しい場所で保存してください。里芋の常温保存での賞味期限は、約1ヵ月ほどです。

日の差すような場所に里芋を置いておくと、葉緑素によってさといもが緑色に変色することがあります。じゃがいものように毒は持たないので、里芋は緑色になっても食べることはできますが、風味や食感は落ちるので保管方法には気をつけてください。

里芋を冷凍保存することで、変色防止することもできます。皮を剥いたら5分ほど固ゆでする下処理を施してから、冷まして水気をふき取ったサトイモを保存容器やジップロックなどに入れて冷凍庫保管しておきます。

まとめて下処理をして冷凍保存しておくことで、変色防止もできて調理したいときにサッと取り出してすぐに1品作ることができるので便利ですね。賞味期限は、3週間ほどを目安に早めに消費するようにしましょう。

まとめ

里芋のスーパーでの値段は、店舗によって異なりますが、1袋当たり298円前後(税抜)です。これから冬にかけて流通量も増えてくるため、値段が安くなることも考えられます。

里芋のぬめりには、ガラクタンといった栄養分が含まれているため、できる限りぬめりとりをせずに食べることを推奨します。

カロリーは100gで58kcal、糖質量は10.8gです。サツマイモやジャガイモよりも糖質やカロリーが低いので、いも類を使ったレシピでは里芋に置き換えることで、カロリーや糖質を抑えることができますね。

里芋に赤い点や筋が出ているのは、収穫から日が経っていて酸化していたり、冷蔵庫保存によって低温障害を起こして劣化していることが原因です。食べることはできますが、風味や食感が損なわれているので赤い部分を切り取って食べるか、全体的に赤い場合は食べずに捨てるようにしましょう。

変色防止には、里芋を新聞紙やキッチンタオルなどに包んで、日光を避けた風通りのよいところで常温保存するか、皮をむいてから沸騰したお湯で5分間サトイモをかたゆでし、熱を冷ましてから密閉袋などで冷凍庫保存してください。

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