春雨がスーパーの売り場のどこら辺にあるのか?これまで料理で使うことがなかった人が探すときは迷うものです。
日常的によく食べている人はヘルシー志向の方が多いと思いますが、見た目が似ているしらたきやマロニーとカロリーや糖質や栄養分の違いも気になるところです。
戻し方では水・茹でる・レンジどの方法を使えばいいのかについてもまとめました。
春雨はスーパーのどこにある?値段はいくらぐらい?
春雨はスーパーの乾物コーナー売り場に行くと見つかります。
家の近くのマックスバリュでは、きくらげや干し椎茸・お麩などが並ぶとなりの棚に、高野豆腐や大豆ミート・粉寒天・マロニーちゃん・葛切りと一緒に陳列されてありました。
見た目の形状から、しらたきや糸こんにゃくの売り場を探しがちですが、原料が炭水化物(デンプン)の乾麺のため、乾物食品のコーナーで取り扱われています。
春雨の値段は、ケンミン9cmカットはるさめ使い切りパック90g108円、森井食品国産はるさめ70g・100g118円、サラダ春雨70g108円、ミニ春雨60g100円、緑豆澱粉入り春雨100g98円、さつまいも春雨100g108円、トップバリュー緑豆はるさめ80g155円(すべて税抜価格)です。
業務スーパーですと100gあたり税込60円ほど、大容量の500gは税込250円ほどで手に入れることができます。韓国料理のチャプチェ作りに欠かせないさつまいもデンプンから作られた韓国春雨も売っていますよ。
サツマイモ澱粉のみを使用した春雨製品は日本ではまだ少ないのですが、緑豆でんぷんと違ってモチモチとした弾力とツルっとのど越しの良い食感とコシが強いのが特徴でハマる人が急増中です!
さつまいも春雨はネット通販でもお取り寄せできるので、緑豆はるさめとの違いを楽しんでみてくださいね♪
春雨としらたきとマロニーのカロリーや糖質・栄養分の違い
春雨に似ているしらたきやマロニーとカロリーや糖質の違いを見てみましょう。
種類 | カロリー | 糖質 |
---|---|---|
普通春雨 | 86kcal | 20.8g |
緑豆春雨 | 86kcal | 20.2g |
マロニー | 87kcal | 3.6g |
しらたき | 6kcal | 0.1g |
表は100gあたりで換算しています。春雨は、じゃがいもやさつまいもの澱粉で作られた普通春雨と緑豆はるさめに分類され、マロニーもジャガイモやとうもろこしのでんぷんが原料のため、カロリーはさほど変わりませんが糖質は圧倒的にマロニーが低いです。
しらたきの原料はコンニャク芋ですが、95%以上が水分で残りは食物繊維で構成されているため、カロリーや糖質がほとんどないヘルシー食材になります。
春雨とマロニーは乾燥状態からのゆで戻し率は約4倍となるため、乾麺だと100gではそれぞれ約342~349kcal・14.5g~87gと高いと感じますが、戻して使うことで使用量が少ないのにかさが増え、低カロリー低糖質に抑えることができます。
栄養分では、春雨やマロニーの栄養成分は炭水化物がほとんどと思われがちですが、ともにGI値は55以下(ほぼ水分のしらたきも)と低く血糖の上昇がゆるやかな食材のため、太りにくい食材と言えます。
はるさめは、カルシウムやマグネシウム・カリウム・鉄などミネラル類を含有しているものの、ビタミン類はほとんどないため野菜や肉などそのほかの食材と組み合わせることで補ってください。
白滝は、牛乳や小魚よりも効率的に吸収しやすいカルシウムや、水に溶けにくいことで腸を刺激し排便を促す作用のある不溶性食物繊維が豊富に含まれています。食べ過ぎは、便が詰まる原因となるため注意してください!
マロニーも食物繊維が含まれているほか、炭水化物に含まれるデンプンを分解して消化しやすいようサポートする働きのあるアミラーゼ酵素が含まれています。
春雨・マロニー・しらたきそれぞれがヘルシー食材ですので、食感や調理用途など好みに応じて使い分けしてみてくださいね。
春雨の戻し方は水・ゆで・レンジどれが正しい?
春雨は水で戻すのか?お湯でゆでるのか?レンジで戻すのか?戻さないで使うことはできるのか?アレコレ迷ってはいませんか?
春雨の戻し方のベースは水で戻すのではなく茹でるですが、ゆでないで戻したり電子レンジを使った方法もあります。
春雨を茹でて戻すときは、沸騰したお湯でゆで時間は2~3分を目安にし、茹で方は時折はるさめを菜箸などでほぐし混ぜ、ゆであがったらザルで水分を切って調理してください。
茹でないで戻す場合、ボウルの上にざるを重ねた中に春雨を入れ、浸るほどの熱湯を注いで約3分ほど置くカップラーメン形式の戻し方もあります。
レンジで戻すときは、お湯を注いだ耐熱容器や耐熱タッパーに春雨を浸し、ラップや蓋をして600Wで約3分加熱してください。水に浸して戻すよりお湯から戻したほうが時短できます。
芋でんぷんから作られた普通春雨は溶けやすいのがデメリットのため、緑豆春雨より戻す時間を気持ち短くするのがコツです!茹でたはるさめは、柔らかくなりすぎたり味がぼやけないよう、充分に水切りしたうえで調理してください。
スープやマーボー春雨など汁気がありそのまま入れることで煮込めるレシピでは、戻さないで使うこともできますが、サラダや酢の物・春巻きなどの具材に使用するときは戻して使いましょう。
まとめ
春雨はスーパーの乾物売り場にあり、値段は60g~100gで98円から155円前後です。たくさんの量が必要な場合は、業務スーパーやネットショップを利用するのがオススメです。
春雨は乾麺の状態ではカロリーや糖質が高いですが、茹で戻すと4倍に膨れ上がり100g中のカロリーや糖質は約4分の1まで減るため、低GI値でカルシウムやマグネシウムなどミネラル類の栄養素が豊富なヘルシー食材と言えます。
汁物では戻さないで調理することも可能ですが、基本はお湯で3分ほど茹で戻して料理するのが鉄則です!レンチンで戻すこともできますので、お好みの方法で戻していろいろなはるさめレシピを楽しんでくださいね♪
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