上新粉の値段はスーパーでいくらぐらいするのでしょうか?
中秋の名月の十五夜や十三夜の月見団子に柏餅・みたらし団子など和菓子に使うイメージが強いですが、そのほかの使い方や特徴をあまり知らないという方も多いのでは?
上新粉がないときに米粉や白玉粉・片栗粉で代用できるのかについてもまとめました。
上新粉の値段はスーパーでいくら?
上新粉の値段を自宅近くのイオン系列スーパーマックスバリュの粉もの売り場で確認したところ、プライベートブランド商品の「トップバリュ上新粉」200g入りが170円(税込)で販売されていました。
大型スーパーのイオンの売り場もチェックしてみましたが、マックスバリュと同じ商品が置いてありました。
上新粉は、そのほかのスーパーではライフが220g入り192円、西友が200g入り207円、東急が200g入り203円で販売されています。
同じ粉物売り場で販売されている白玉粉の値段と比較してみると、130g入りが203円、250g入りが407円と上新粉のほうが安く手に入ることがわかります。
業務スーパーでは250g入りの上新粉が145円、1kg入りが720円で購入することができます。
業スーの上新粉は、スーパーで販売されている市販の商品に比べて量が多く値段も安いので、十五夜の月見団子やみたらし団子など頻繁に和菓子作りをする方にオススメです。
より質の良い国産米を使用した上新粉をお探しの方は、楽天市場などネット通販でお取り寄せするのがベストです。
スーパーでは購入できない容量の多い1kg入りもネット通販でならすぐに購入できますし、いろいろな種類の商品から選べるのも魅力です。
米どころの新潟県産のお米を使用した上新粉も販売されているので、品質にこだわりのある方はネットショップを活用してみてくださいね。
上新粉の使い方は?唐揚げなどおかずにも使える?
上新粉で十五夜に月見団子を作ったものの、余ってしまってその後の使い道に困った経験をお持ちの方もいらっしゃるのでは?
柏餅やういろう・草餅・いちご大福・桜餅・よもぎ餅・すあま・どら焼きなど和菓子などのレシピでしか活用できない印象ですが、おかず系の料理での使い方もたくさんあるんです!
上新粉を使ったおかず系レシピには、唐揚げや竜田揚げ・天ぷら・お好み焼き・チヂミ・うどん・すいとん・大根餅・蓮根餅・水キムチなどがあります。
唐揚げの基本の作り方は、片栗粉や小麦粉(薄力粉)をまぶして作るのが定番ですが、自分が思い描くようなカリカリの衣に仕上がらなかったり、時間が経つとベチャっとして美味しくなくなるのが悩みという方も多いと思います。
このお悩みを解決してくれるのが上新粉です。からあげの衣がべちゃっとなってカラっと揚がらないという方は、片栗粉や小麦粉を上新粉に変えることでサックサクでジューシーな美味しい唐揚げを作ることができますよ♪
ハワイで人気のローカルフード「モチコチキン」は、もち米(もち粉)を使って揚げたからあげですが、外はザクっとクリスピーで中はジューシーな食感が味わえるのが特徴です。
上新粉もうるち米でできた米粉で油を吸いにくい性質をもっていることから、外はカリっと揚がり時間が経ってもべちゃっとならない理想的な唐揚げの衣作りにベストな粉といえます。
ふだん作っている唐揚げの片栗粉や小麦粉のレシピを上新粉に置き換えるだけなので、とってもカンタンですよね。
もちろん粉をミックスして作るのもいいですが、その場合は上新粉の分量を多めにするのがよりカラっとした衣に仕上げるポイントです。
上新粉は和菓子やおかず系の料理のほか、シフォンケーキやロールケーキ・スコーン・クッキー・蒸しパンなどスイーツ系のお菓子レシピでも活用できるので、使い方が分からず困っていたという方は作ってみてくださいね。
上新粉は米粉や白玉粉や片栗粉で代用できる?
上新粉と米粉の原材料は同じうるち米ですが、粒子の大きさが違います。上新粉のほうが米粉に比べきめが粗いモノの代用はできます。
団子など和菓子のレシピでは、上新粉の代わりに米粉を使って作ることはできますが、きめの細かい米粉を使うパンやパンケーキなどのお菓子や、ホワイトソースのレシピできめの粗い上新粉を代用する場合は、食感や舌触りに差が出ます。
特にパン生地の膨らみに関係する小麦粉に含まれるグルテンは上新粉に含まれておらず、製菓用の米粉にはグルテンを添加したモノが多いことより、上新粉のみで食パンを作ると膨らまずに失敗します。
上新粉のレシピを米粉で代用はできても、米粉パンのレシピを上新粉だけで代用しようとするとうまくいかないこともあることは覚えておいてください。
白玉粉も米粉の一種で、もち米が原料になるため代用可能です。やわらかくて滑らかな食感が特徴なので、上新粉のように噛み応えと弾力のあるお餅やだんごが好きな方は、白玉粉で作った和菓子は柔らかすぎて物足りなさを感じるかもしれませんね。
逆にもっとモチモチっとした柔らかい食感のお餅や団子が好みの方は、上新粉のレシピを白玉粉に置き換えて作るといいですね。
粒子の大きさが違うため、白玉粉で代用するときはすり鉢などでさらに粉を細かくしてから使うようにするひと手間が必要です。
片栗粉は料理のとろみづけや揚げ物の衣として使われることから、上新粉のように和菓子や洋菓子を作るレシピでは代用できません。
上新粉の使い方で挙げたように、唐揚げの衣や天ぷら・炒め物のとろみづけなどでは片栗粉の代わりに上新粉を使うこともできますし、逆もまた然りです。
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まとめ
上新粉は、200g入りが170円から200円前後の値段でスーパーの粉物売り場で販売されています。
白玉粉に比べると取り扱い種類が少なく、大型スーパーのイオンでも1種類しか置いていないところがほとんどです。
大容量の上新粉が必要な場合は、業務スーパーやネット通販で1kg入りを購入することができます。
和菓子に使う以外に使い道がないと思っている方も多いと思いますが、ケーキやクッキーのなどの洋菓子から、唐揚げや天ぷらの衣などおかず系の料理まで幅広く使うことができます。
今まで余って使い道に困っていたという方は、さまざまなレシピに活用してみてくださいね!
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