味噌はスーパーの値段でどう違う?どの種類の市販のものが甘い?五大栄養素以外の成分も! | 食のエトセトラ
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味噌はスーパーの値段でどう違う?どの種類の市販のものが甘い?五大栄養素以外の成分も!

味噌 料理

味噌は、日本料理には切っても切り離せない発酵調味料ですよね。ふだんスーパーで購入するとき、値段もメーカーも味もバラバラでどれを選んでいいのか頭を悩ませてませんか?

お味噌の種類も市販のものでも、甘いものから塩分強めのみそに大豆・麦・米麹・だし入りなど各メーカーが工夫を凝らして販売しています。

今回は、スーパーの味噌の種類の違いから栄養素について、コンビニで売られているプライベートブランドのお味噌の口コミなどについてもまとめました。

味噌はスーパーの値段ごとに何が違うの?

味噌は、スーパーや業務スーパーでも値段が同じ内容量なのに金額がバラバラで何が違うんだろうって思った経験ありませんか?

300gから1kg入りのものまで容量も違えば袋やカップ入りなど容器も違いますが、スーパーで売られている味噌の値段の一番の違いは、使用されている原材料発酵期間生産量が挙げられます。

お味噌も赤味噌や白みそと種類によって使われる材料も違ってきます。主な材料である大豆・麦・米も国産のものを使用しているのか、外国産のものを使用しているのかによって価格帯も変わってきます。

お味噌は発酵させるのに通常は一年かかるものですが、スーパーに陳列されてある市販の味噌には、「速醸法」といって大量生産をするために寝かす期間が約3ヵ月のものが売られています。

熟成させる期間が短くなることで生産量を増やすことができるため、その分お値段も安くできますし、寝かせる期間が長くなれば長くなるほど生産量は減りますので、仕込みによる手間暇がかかっている分お値段も高くなるということですね!

速醸(即醸または温醸とも呼ばれる)で作られた味噌かどうかを判断する基準は、味噌のパッケージ裏のラベルの成分表示に「酒精」と表記されているか否かです。

原材料名に「酒精」と記載があるのものは、発酵期間の短い「速醸味噌」で比較的値段も安く、「酒精」表記のないものは一年以上寝かせた「天然醸造味噌」で値段も高めの傾向にあるということを覚えておきましょう。

ちなみに、家では気が向いたときは手作りの味噌を仕込むこともあるのですが、美味しいけどかなりめんどうな作業なので、最近は市販の天然醸造の味噌に落ち着いています。

温醸みそを使って調理していたこともあったのですが、やはり熟成期間が短く発酵が止められているせいか?一年以上寝かせたものに比べてコクや深みに物足りなさを感じて、さまざまな味噌を食べ比べてみた結果、天然醸造の今のお味噌に辿りつきました。

お味噌の風味や発酵力の高いものを求めるのであれば、できるだけ酒精を使っていない味噌を購入することをおすすめします!

味噌の種類は市販で甘いから塩分高めまで特徴もさまざま

味噌の種類も市販のもので甘いものから塩分の高いもの・減塩・無添加などたくさんあって、特徴もさまざまなので選ぶのに迷ってしまって一苦労ですよね。

住んでいる地域によっても、白味噌・赤味噌の違いや米・麦・豆どれを使うのか好みもそれぞれ分かれてきます。

甘いお味噌を好んで使っているという人は、スーパーにあるたくさんの種類の市販の中から選ぶときは、原材料の表示の順番に注目してみてください。

原材料名は、ブレンドされている量の最も多い順に表記されています。パッケージの頭に米や麦の表記が先にきていたら甘い味噌ということなので、あまくちの味噌を使っているという人は上記をベースにスーパーで探すのがおすすめです。

味噌は、麹が使用される割合が高くなるほど甘くなり、低くなるほど辛くなります。原材料名のはじめに大豆が来ている場合は、麹の割合が少ない辛めの味噌だということを頭の片隅にでも置いておくといいですね。

また、お味噌の色でも甘いのか塩分強めなのかの判断ができます。一般的に、東北地方でよく使われている赤味噌は辛口で、関西や九州で主流の白味噌(西京味噌など)は甘口と言われています。

赤味噌でも愛知など東海地方に見られる八丁味噌は、2年と熟成期間が長いため色がさらに濃いのに塩分は控えめかつ豊富な栄養を含んでいるという特徴を持ちます。

スーパーに市販で売られている味噌の塩分は、高いもので12%ほどの食塩含有率に対し、減塩味噌は10%以下の商品も売られています。

白味噌に比べて赤味噌のほうが塩分が高めですが、調理頻度やカラダのことなども考えてお好みの種類のお味噌を選んで購入したら良いと思います。

味噌に含まれるカリウムという成分自体が、からだに不必要な塩分を排出してくれるので、塩分量に対してはよほどのことがない限り神経質になることはないと考えます。

味噌には五大栄養素以外の成分もたっぷり

味噌の主な原材料となる大豆には、五大栄養素のタンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルに食物繊維が含まれていますが、発酵させるという過程をたどることでさらにアミノ酸やビタミンなどが豊富に生み出され、栄養効果の高い食材へと生まれ変わります。

味噌から摂取できる主な栄養素は、以下のとおりです。

・大豆たんぱく質
・大豆イソフラボン
・大豆レシチン
・カルシウム
・ビタミンB2
・ビタミンE
・サポニン
・メラノイジン
・リノール酸
・食物繊維
・コリン

米・麦・豆と使用する味噌の種類で栄養素の含有量も微妙に違ってはきますが、食物繊維も水溶性と不溶性をバランスよく含みこれほどの栄養が摂れる優れた発酵調味料はなかなかないので、日本人に生まれたからには積極的に料理で活用したいですね。

ちなみに、うちでは以前は米味噌を使用していたのですが、今は五大栄養素の一つである脂質が最も低い麦みそを愛用しています。

麦味噌は、米や豆に比べて炭水化物が一番高いので、炭水化物を控えめにしてたんぱく質を多く摂りたいという方は、豆味噌をチョイスされたら良いですよ。

セブンイレブンやローソンの味噌の口コミは?

セブンイレブンやローソン・ファミマでもそれぞれプライベートブランドの味噌を売っていて、スーパーではなくコンビニでお味噌を買うという方もいるでしょうが、口コミや評判はどうでしょうか?

セブンイレブンでは、「だし入りみそ」が750g入り213円と低価格で販売されていますが、製造元もハナマルキなのでコンビニのPB商品ですが質も良くて安心して使えると口コミ評価も高いですね。

カツオと昆布のだし入りで塩加減のバランスもいいので、サッと溶かすだけでお味噌汁が手軽に作れてしまうのは嬉しいポイントです。

ローソンからは、同じく「だし入りみそ」が750g入り255円で出ていますね。こちらもマルコメが製造元のため、スーパーよりも安く購入できて鰹とこんぶの出汁入りなので時短調理にちょうどいいという声が上がっています。

ファミリーマートは、豆・米・麦をミックスしたかつおとコンブのだしが入った「3種の合わせ味噌」が750g入り255円です。

ふだんから数種類の味噌を調合して料理しているという人にとっては、ミックスする手間が省けるので使いやすいという声もあります。

まとめ

スーパーに置いてある味噌の価格の違いは、使用される材料や熟成期間・生産される量によって、値段が抑えられた「速醸味噌」と少し高めの「天然醸造味噌」に分かれることがわかりました。

原材料名に「酒精」と印字されている場合が即醸味噌で、表記がないときは天然醸造のみそであると心にと留めておいてください。

味噌の種類も市販のもので甘口なのか辛口なのか味を判断する基準は、パッケージの原材料の一番最初に「米・麦」とあったら甘め、「大豆」と先頭に書かれてあったら辛めですので、スーパーやコンビニで選ぶときの参考にしてみてくださいね。

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