田作りに使われる魚の種類は何?ごまめとの違いや栄養成分にくっつかない方法も

田作り 魚 種類 料理

田作りといえばおせち料理の定番ですが、使われている魚の種類が何かご存知ですか?

お正月の祝い肴の一つとして、各家庭で毎年手作りしているところもあるかと思いますが、ごまめとの違いは何なのか?栄養成分やカロリーに調理のときにくっつかない方法などについてまとめました。

田作りに使う魚の種類は何?

田作りに使われている魚の種類は、片口鰯(かたくちいわし)を乾燥させたものになります。見た目がいりこや煮干しと似ているので、何が違うんだろうって疑問に思っていました。

いりこも煮干しも同じカタクチイワシを使っていますが、茹でて乾燥させてあるのに対し、田作りは茹でずにそのまま素干するといった違いがあります。

煮干しには、ほかにもトビウオや鯖・鯵・真いわし・うるめいわし・平子・鯛を使ったものがあります。

同じ種類の魚を使っているのなら見分けがつかないと思われがちですが、目を見ると一目瞭然です!いりこや煮干しは、お湯で煮ているのでイワシの目が白くなっていますが、田作りに使われる鰯は収穫後そのまま乾燥させるので、目が黒いんです。

田作りは、スーパーではおせちを作るお正月の時期にしか売り場で見かけられないでしょうが、見つけたらいりこや煮干しの目と見比べてみてくださいね。

田作りとごまめの違いは?

田作りを「ごまめ」と呼ぶこともありますよね。どちらも同じ片口イワシを使っていますが、違いはどこにあるのでしょうか?

田作りとごまめはおせちでの意味や由来は、五穀豊穣や豊作を祈願した縁起担ぎの料理という位置づけで変わりはありません。

現在は同じものを指して区別はありませんが、歴史的にはごまめの方が古く戦国時代に登場したのに対し、田作りは五万米の別名として江戸時代に生まれ、当初から正月料理として扱われていました。

このことから、田作りはお節料理を指す名称で、ごまめは一般的な料理として広く使われてきた名称だという違いがあることがわかります。

私も田作りの甘じょっぱい味といりこが大好きなので、市販の塩無添加いりこを使って、お正月にかかわらず普段から「ごまめ」を作って食べています。

田作りの栄養成分

田作りの栄養成分には、魚というだけあってカルシウムが豊富なことはもちろんですが、ビタミンB12やビタミンD・カリウム・マグネシウム・鉄・リン・亜鉛などもたっぷり含まれています。

片口イワシは、筋肉を作るのに欠かせないタンパク質の含有率も高いので、私はプロテイン代わりに以下の塩無添加いりこを毎日10g食べるのを習慣にしています。

田作り 栄養成分

お肉からたんぱく質を摂るにあたっては脂質が高いのが気になりますが、いりこなら脂質も抑えられて効率的にタンパク質を摂取できるので、プロテインが苦手で飲めない人にもオススメです。

田作りは醤油や砂糖などで味付けされ、クルミやアーモンドなどナッツが入ったレシピもあります。塩分が高めになりナッツが入ることで脂質量やカロリーも上がるので、美味しいからといって食べ過ぎは禁物です。

田作りがくっつかない方法

田作り(五真米)を調理するときの悩みが、タレを絡ませたあと冷めるとくっついて塊になりパラパラにならないことです。

田作りがくっつかない方法は、以下のいずれかを試してみてください。

・タレを絡めたあと酒を振りかける
・最後の仕上げに酢を入れる
・調味料に油を加える

どれも最後の仕上げがポイントになりますが、熱々のタレに味が染み込むよう田作りを絡ませたら、最後の仕上げで酒・酢・油の何れかを加えて混ぜるだけです。あとは、クッキングシートなどの上に固まりにならないよう田作りを広げるようにして冷ませば、くっつかずに済みますよ。

お酢を入れると嫌な甘みが口の中に残らずあっさりとした味に仕上がり、冷めてもくっつきづらいのでおすすめです。

田作りの日持ちはどのくらい?

田作りを手作りしたときの日持ちは、常温では約3日、冷蔵庫だと10日ほど、冷凍庫保存では約1ヵ月くらい持ちます。

お節などでいっぱい作ってしまったときは、広めの密閉容器やジップロックなどに重なってくっつかないよう、なるべく平らに広げて敷き詰めてから保存するようにしてください。

解凍するときは、常温で戻すか前日の夜に冷蔵庫へ移して解凍するだけなのでラクチンです。おかずというよりは、おつまみやお子さんのヘルシーおやつ代わりにおすすめですね。

お弁当のおかずでそのまま入れたり、フードプロセッサーにかけてふりかけにリメイクしたり、クラッカーに乗せてカナッペにしたり、トーストや餃子の皮に乗せてピザ風にしてみたりとアレンジもいろいろとできますので、楽しんでみてくださいね。

まとめ

おせちの田作りに使われる魚は乾燥した片口イワシで、いりこや煮干しにも同じ種類が使用されていますが、こちらは一旦ゆでてから乾燥しているという違いがあります。

田作りとごまめは基本的には同じものですが、ゴマメは日常的に、田作りはお正月のおせち料理のみに使用される呼び名です。

田作りには、たんぱく質やカルシウム・ビタミンB12・ビタミンDなどの栄養成分がたっぷり含まれているので、大人だけでなく子どものおやつにもピッタリです。

手作りした際にイワシ同士がくっついて固まらないようにするには、調味料を絡めたあと仕上げに酢か酒・油のどれかを加えるとパラパラの状態に仕上げることができます。

たくさん作って余ったときは、冷凍庫で保存することで1ヵ月ほど日持ちさせることもできます。炊き込みご飯やかき揚げ・きんぴら等にアレンジするなど活用してみてくださいね。

【関連記事】
栗きんとんの正月のいわれとは?栄養価や日持ちはどのくらい?くちなしの代用品は?
くわいのおせちの由来は?下処理で皮むきは必要?栄養価や日持ちはどのくらい?
数の子の意味や由来は?薄皮のむき方や塩抜きした後の日持ちはどれくらい?
黒豆の正月の意味は?煮るときに重曹を入れるのはなぜ?保存期間や日持ちはどのくらい?
昆布巻きのおせちの由来は?かんぴょうの代わりになるものはある?栄養価や糖質はどのくらい?
チョロギのおせちの意味は?スーパーや100均やコンビニでも売ってるの?

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました