いちじくがスーパーに並ぶ時期はいつ?食べ方は洗うのが基本?カロリーや栄養素も | 食のエトセトラ
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いちじくがスーパーに並ぶ時期はいつ?食べ方は洗うのが基本?カロリーや栄養素も

いちじく 果物

いちじくがスーパーで並ぶ旬の時期はいつくらいまでなのでしょうか?

ほかのフルーツに比べると見かける機会が少ないような気もするため、いちじくをスーパーの売り場で見つけたときはついついまとめ買いしてしまいます。

皮は洗って食べたほうがいいのか?種は食べられるのか?食べ方から気になるカロリーや栄養素に保存法についてもまとめました。

いちじくがスーパーに並ぶ旬の時期に値段は一個いくらぐらい?

いちじくの旬の季節といえば秋をイメージしますが、夏場から秋にかけて2度旬を迎えます。

スーパーに並ぶ時期は、6月から10月頃までになりますが、夏場のいちじくは気温の高さから腐ることが多く流通量がさほど多くありません。

うちの近くのスーパーのマックスバリュの売り場でも、7月の初旬の時期からとよみつひめという品種のいちじくを見かけるようになりました。

8月の季節に入るといちじくをスーパーの売り場でも安定して見かけるようになり、イチジクが出回る時期になったのだなぁと感じていたところです。

いちじくの値段はスーパーでも出始めの夏の旬の時期は流通量が少ないので高く、1個(1パック)あたり600円前後で販売されますが、8月に入り秋の季節が近づく2度目の旬の時期になるとイチジクの出回る量も増えるため、パック入り一個あたりの値段は398円前後と安くなります。

秋の方が流通量が多くスーパーで見かける機会も多いことから、無花果の旬の季節といえば秋を強く連想するようになったのですね。

スーパーで売られているいちじくの品種の見分け方ですが、主に日本いちじくと西洋いちじくに分かれます。

日本いちじくは、「蓬莱柿」という品種で、小ぶりで丸みがあり甘さと酸味のバランスがちょうど良いのが特徴です。劣化しやすい品種のため、関東では流通の少ない品種で、旬は8月下旬ごろからになります。

西洋いちじくは、「桝井ドーフィン」という品種で、小ぶりのものから大ぶりのものまで大きさはさまざまです。甘みはほどよく後味がさっぱりとしているのが特徴で、8月から10月ごろまで楽しめます。国内で販売されているいちじくの品種の約8割が桝井ドーフィンになります。

最近では、糖度は平均17度以上を誇る「とよみつひめ」という福岡で栽培される甘いいちじくもよく見かけるようになりましたが、スーパーの売り場にある大半のイチジクは、西洋いちじく(桝井ドーフイン)と思ってください。

いちじくの食べ方は洗うのが正しい?

いざ、いちじくを食べようと手にしたはいいけど、皮は洗った方がいいのか?種は食べていいのか?食べ方に迷った経験があるのではないでしょうか?

一般的ないちじくの食べ方は、皮を剥いて種もそのまま食べるのが基本です。

日本に出回っているイチジクのほとんどが、枡井ドーフィンと呼ばれる皮の薄い西洋いちじくの品種で、皮ごと食べることもできます。

好みの問題ですが、皮つきのまま食べるのが好きという方もいると思うので、この場合はいちじくの軸の部分から弱水で傷つけないように注意しながら洗って、汚れをしっかりと落としてから食べてください。

皮を剥いて食べるという場合も、果肉のお尻の部分に汚れが付いているかもしれないので、サッと水で洗い流してから皮をむいて食べるようにすると良いでしょう。

いちじくのカロリーや栄養素は?

いちじくのカロリーは、100gで54kcalになります。1個あたりは、おおよそ70g程度の重さになるので、38kcalといったところでしょうか。

いちじくの栄養素は、水溶性食物繊維のペクチンをはじめ、鉄分・葉酸・カルシウム・マグネシウム・カリウム・銅・ビタミンB6・ビタミンE・フィシン・パントテン酸などが豊富に含まれています。

いちじくの糖質は100gで12.4gで、同じく旬のブドウは15.2gでカロリーも59kcalなので、カロリーや糖質が気になる方は、イチジクのほうを選んで食べるようにしましょう。

また、生のいちじくがドライイチジクになると、カロリーは100gあたり291kcal、糖質は100gで64.6gと共に5倍に跳ね上がり、高カロリー・高糖質へと変身します。

ただ、ドライイチジクは栄養素もギュっと凝縮され、食物繊維やカリウム・カルシウムは生のいちじくの5倍になるなど嬉しい相乗効果もあります。

いずれにしても、生の無花果もドライイチジクも食べ過ぎは禁物なので、食べても1日2個から3個程度に留めておくようにしましょう。

いちじくの保存期間は常温・冷蔵・冷凍でどのくらい?

いちじくは、傷みやすく日持ちのしにくい果物のため、保存期間もそれほど長くはありません。

そのため、夏から秋にかけて旬のいちじくには、常温保存が一番適しません。室温が高い部屋に常温で放置しておくと、あっという間に熟して腐ることにもなりかねません。

購入してからその日のうちに食べない限り、まずは冷蔵庫で保存するのが鉄則です。

ただし、いちじくを冷蔵庫に入れて保存するときは、パックごとそのまま入れるのではなく、キッチンペーパーや新聞紙などで1個ずつ軽く包んだものを、多くても3個までジップロックなどの保存袋に重ならないように入れて冷蔵保存するのがおすすめです。

少しめんどうな作業にはなりますが、乾燥に弱いイチジクが劣化することが防ぎ、風味を損なわないようにするための工夫です。

冷蔵庫での保存期間は、3日ほどを目安に食べ切るようにしてくださいね。

いつもより少し多めにいちじくを買い過ぎたといったときは、冷凍保存してもいいでしょう。

冷凍庫で保存するときは、なるべく鮮度を維持するためにイチジクは皮つきのまま保管するのがおすすめです。ラップに包んだいちじくを密閉袋に3個単位でくっつかないようにまとめて、冷凍庫にお尻の部分が下になるようにして保存します。

冷凍庫での保存期間は、1ヵ月程度を目安にし、食べるときは常温で少し戻してフルーツシャーベットにてシャリシャリとした食感を楽しむか、スムージーにしたりいちじくジャムを作るときなどに活用してください。

また、熟れていない皮が青いいちじくしかない場合は、甘露煮にして冷凍保存することで、保存期間を半年ほど延ばすこともできますよ。

お醤油に砂糖・酢を使って作るいちじくの甘露煮は、保存食として東北地方の寒い地域では、ごはんのおかずで親しまれていますが、トーストにジャムのようにして乗せても美味しくいただけます。

まとめ

いちじくがスーパーに安定して並ぶ時期は2度目の旬を迎える8月から10月までと短いため、売り場で見かけたときはカロリーも控えめでたくさんの栄養素も含まれているので、購入して積極的に摂りたい果物の一つです。

いちじくの食べ方は、皮を剥いて食べても剥かないで食べても、洗ってから食べるようにしてください。

劣化しやすくすぐに風味がおちてしまうため、購入してすぐに食べない場合は、冷蔵庫保存で3日、冷凍庫保存で1ヵ月を目途に食べてくださいね。

私もイチジクが大好きなのですが、手にすることができる期間が短い果物なので、旬の今だからこそ見つけたら味わって頂きたいと思います。

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