米粉はスーパーの売り場で売ってるのでしょうか?小麦粉に比べたら見かける機会が少ないですが、グルテンフリーでヘルシーなお菓子作りができるといった違いから人気が高まっていますね。
米粉は100均のダイソーやセブンイレブンなどのコンビニでも販売されているのか?カロリーや糖質は100gでどのくらいなのか?小麦粉との違いやケーキやクッキーのレシピでそのまま置き換え可能なのかについてまとめました。
米粉はスーパーの売り場で売ってる?
米粉はスーパーで売ってるのか?自宅近くのイオン系のマックスバリュの売り場を探して確認しました。
上新粉や白玉粉・片栗粉などの粉ものコーナーに「新米粉」300g148円・「お米の粉薄力粉」450g188円、製菓用材料売り場には「米の粉」280g238円のほか米粉と玄米粉のホットケーキミックス200g208円/148円(値段はすべて税抜)が置いてありました。
薄力粉や強力粉・中力粉などの小麦粉に比べるとまだまだ商品数は少ないですが、以前に比べれば米粉商品も増えたように思います。
小麦アレルギーを持つ方も増えたため、米粉を使ったパンやミックス粉・餃子・春巻きの皮・チップスなども販売されていて、より身近に感じられるようになりましたね。
大容量をお求めの方は、業務スーパーに行けば1kg入りが347円(税抜)で手に入りますよ。
製菓用の米粉なら製菓材料や器具のネット通販で人気のcottaでも、金芽米や熊本県産や大分県産の国産米を使用した米粉など150g~1kgまで種類が豊富に揃っているので活用してみてください。
米粉は100均のダイソーやコンビニにも置いてる?
米粉が100均のダイソー・セリア・キャンドゥで売っているのか?売り場をチェックしてみました。
ダイソーには150g入りの「お菓子屋さんの米粉」がホットケーキミックスなどと一緒に陳列されていました。セリアやキャンドゥには置いてありませんでした。
製菓材料に強い100均といえばセリアのイメージが強かったので、ダイソーに置いてあるのは意外でした。
コンビニのセブンイレブン・ローソン・ファミマでは、米粉自体は販売されていませんが、米粉を原材料に使用したパンやスイーツ・スナック菓子などの取り扱いはありますね。
また、そのほかの店舗だとカルディでは500g入りのもへじの米粉が255円・ホームベーカリー用の米粉500gが311円・米粉のパンケーキミックス200gが213円(すべて税込価格)で売っています。
米粉のカロリーと糖質は100gあたりどのくらい?
米粉のカロリーや糖質は100g中どれくらいなのか?そのほかの粉もの製品と見比べてみたいと思います。
種類 | カロリー | 糖質 |
---|---|---|
米粉 | 374kcal | 81.3g |
薄力粉 | 367kcal | 73.3g |
中力粉 | 367kcal | 72.3g |
強力粉 | 365kcal | 69.0g |
全粒粉 | 328kcal | 57.0g |
小麦粉製品と比較すると米粉が一番エネルギー量も糖質も高いことがわかります。ただ、米粉の栄養素には必須アミノ酸という体内では作ることのできない良質なタンパク質が小麦粉の約1.6倍も多く含まれています。
そのほかビタミンB1や亜鉛などの栄養分を含み小麦粉よりGI値が低いため、血糖値もゆるやかに上がり消化も穏やかであるというメリットもあります。
揚げ物などの衣に使用した際の油の吸収率は米粉の方が約2割ほど低いため、小麦粉よりもヘルシーで胃もたれも起こしにくいのでおすすめです。
米粉と小麦粉の違いは?クッキーやケーキに置き換えできる?
米粉と小麦粉の違いはGI値や必須アミノ酸などの栄養素にあるとお伝えしましたが、クッキーやケーキなどのレシピに置き換えるとどのような違いが見られるでしょうか?
まず、クッキーのレシピに出てくる小麦粉を同量の米粉で置き換えるのには適していません。米粉には小麦粉に含まれるタンパク質の一種グルテンがないため、水と合わせて生地にしても弾力性や粘着性が弱く上手くまとまりづらいというデメリットがあります。
小麦粉を使わず米粉でクッキーを作る場合は、レシピの量から10%差し引いて作る(例:小麦粉120gを米粉に置き換える場合は108g)か、アーモンドプードルやおからパウダーなどと組み合わせて作ってみてください。
米粉で作ったクッキーは、サクッとした食感に口の中でほろっとほどける口当たりがやみつきになる美味しさです。
一方、ケーキの材料を米粉に置き換える場合は、基本レシピにある小麦粉と同量で大丈夫です。米粉で作るケーキは小麦粉に比べると吸水率が高く、膨らみにくかったりもっちりし過ぎて重たすぎると感じる方もいるかもしれません。
米粉のパンケーキを作る場合は、ベーキングパウダーを加えることでふっくらモチモチに仕上がりますよ。
米粉は小麦粉と違ってスイーツ作りでダマにならないようふるいにかける必要もなく、膨らみ方を気にせずにしっかりと混ぜて作れるところがメリットでもあります。よりヘルシーなスイーツを求めるのであれば、米粉で代用して作ることをおすすめします。
まとめ
米粉はスーパーで粉もの売り場や製菓材料コーナーで販売しています。コンビニには置いてありませんが、100均では唯一ダイソーが取り扱っています。
薄力粉や強力粉などのほかの粉類と比べると米粉はカロリーや糖質は高いですが、その分質の良いたんぱく質を含みGI値が低いため、小麦粉に比べて血糖値の上昇が穏やかであるところがポイントです。
癖もなく味の邪魔をしないことから、小麦粉を使用したどんなレシピにも代用することができます。サラサラときめが細かく粘性がないため、クッキーなど生地がまとまりにくいレシピでは、米粉の使用量は小麦粉より10%ほど減らして作ると上手く作れると思います。
米粉は流通量が少ないことから値段が小麦粉の2倍して高いといったデメリットもありますが、小麦アレルギーを持つ方にとっては米粉の登場で今まで食べることのできなかったクリスマスケーキが作れるようになったという嬉しいメリットもありますね。
それぞれの特性を生かして、料理やお菓子作りで上手に使い分けてみて下さい。
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