キウイはスーパーの売り場で1年中購入することができますが、値段は平均していくらぐらいでしょうか?
主にゼスプリのグリーンキウイとゴールドキウイを見かけますが、我が家では脂質を控える食事法の毎日のルーティンでゴールドキウイに甘酒とヨーグルトをかけて夕食後に食べています。
気になる栄養や糖質にカロリーは1個あたりどのくらいなのか?美味しい見分け方や保存の仕方についてまとめました。
キウイはスーパーで値段はいくらぐらい?
キウイのスーパーでの値段の相場は、グリーン1個あたり88円~128円・1パック298円~398円、ゴールド1個あたり98円~128円・1パック498円前後(すべて税抜価格)となっています。
イオン系列のマックスバリュでは、毎週木曜日が特売日でキウイなどのフルーツの値段が安くなるため、我が家では木曜日に1週間分まとめ買いしています。
スーパーの売り場では1年を通して出回っているキウイですが、そのほとんどがゼスプリのニュージーランド産で国内シェアの75%を占めています。キウイ兄弟のコマーシャルが印象的ですが、功を奏していますね。
国産で生産量が多いのは愛媛県や福岡県・和歌山県などで、旬の時期は1月から3月までになります。この時期になると日本産のレッドキウイなどがスーパーの売り場に並んでいるのを見かけますよね。
ニュージーランドの輸入物のキウイの販売は4月から12月までしかできないため、ゼスプリさんが日本の農家さんと提携して栽培していることから、1年を通して手にいられるというわけです。
私はゴールドキウイ派ですが、2月~3月はスーパーの売り場から消えるので、その間はグリーンキウイをいただいています。
4月になりスーパーでもサンゴールドキウイが店頭に並ぶようになりました。
出始めは、セールの日でも1玉138円(税込)と高い印象でしたが、最近は1玉が大きくてセールの日は税込105円で購入できるので1週間分まとめ買いしています♪
5年後には国産キウイが1年中生産できるような環境を目指しているとのことなので、年中日本産のキウイフルーツがスーパーに出回る日も近いかもしれませんね。
キウイの栄養や糖質やカロリーは1個どのくらい?
キウイの栄養もグリーン(緑肉種)とゴールド(黄肉種)で多少違いがあります。
100g中の栄養素では、カリウムやマグネシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・亜鉛・葉酸などはほぼ変わりませんが、食物繊維の中でも不溶性食物繊維の量やカルシウム・ビタミンAの量は、グリーンキウイの方が約2倍多く含まれています。
一方でゴールドキウイのビタミンCや血行を促進するビタミンEの量は、グリーンキウイの約2倍も多いことがわかりました。
100gあたりのキウイの糖質やカロリーは、以下のとおりです。
種類 | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|
グリーン | 53kcal | 11g |
ゴールド | 59kcal | 13.5g |
皮を剥いたキウイ1個あたり(87g)のカロリーと糖質は、グリーン46kcal・約9.6g、ゴールド51kcal・約11.7gです。
ゴールドキウイの方がエネルギー量や糖質量がグリーンキウイに比べると少し高くなりますが栄養価の特徴も異なるため、糖質制限をされている方は緑肉種、寒い季節のかぜ対策には黄肉種を摂り入れるなどその時々で食べ分けてみることをオススメします。
キウイの美味しい見分け方
スーパーの店頭に並ぶキウイを見た目だけで美味しいかどうか判断するのはむずかしいですよね。すぐ食べるつもりで購入したキウイが酸っぱい時は、かなりショックも大きいです。
一番わかりやすい見分け方は、手で持った時にほどよく柔らかさを感じる状態であれば、熟れて美味しいと判断できます。
ただ、このご時世ペタペタとキウイを触ろうものなら反感を買いそうなので、スーパーの売り場に用意されてあるビニール袋を裏返してキウイを軽く握り感触を確かめてから購入するといいでしょう。
極力キウイに触らず美味しいかどうかを判断する見かけ方は、形に注目してみてください。グリーン・ゴールドどちらもなるべく形が平たいものを見つけて選ぶといいです。
一見コロンと丸みのある形が良いもののほうが甘いのかなと思いがちですが、平たい形のキウイは生育過程で栄養が一番生き渡り美味しいのだそうです。
そのほか、皮の産毛が密集して均一に生えているキウイも美味しいので、スーパーで選ぶ際の参考にしてくださいね。
すぐに食べないことを前提に硬めの酸っぱいキウイを購入するときも以上の点を踏まえつつ、常温で追熟させることで甘くすることができます。食べ頃かどうかを見極めるには、キウイ上下の軸を触ったときに少し凹めば美味しく食べられますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
キウイの保存の仕方
キウイの保存の仕方は、購入した時の状態によって変わってきます。
キウイを持ったときの感触が硬くてまだ熟れてなさそうなときは、常温保存で追熟を促します。キウイは低温環境に弱いため、未熟な状態で冷蔵庫に入れてしまうと追熟がストップしてしまいますので注意してください。
キウイをキッチンタオルなどで1個ずつ包み、保存袋に入れて風通りの良い涼しい場所で成熟するのを待ちましょう。室温が15度から20度の環境に常温で置いておくことで、1週間ほどで美味しくいただけます。
さらに早く食べ頃の状態にしたいときは、王林やジョナゴールドなどエチレンを多く発するりんごを一緒に入れておくと2日から3日で熟成しますよ。
冷蔵庫で保存するときは、ある程度熟れたキウイを入れることで美味しさを約7日ほど長持ちさせることができます。1個ずつキッチンタオルで包んだキウイをジップ付きの密閉袋もしくは袋の口を結んでから野菜室に入れます。キウイ自体もエチレンを発するため、そばにある野菜の劣化が進まないよう密封袋に入れての保存がオススメです。
冷凍保存であれば、約30日ほど日持ちさせることができるため、たくさん買い過ぎたときにオススメの方法ですね。解凍しても生のときのようなフレッシュさや食感はなくなるため、気温が高い時期にアイスシャーベット感覚で食べたりスームージーに活用するのがベストです。
キウイの皮を流水でサッと洗って水分を拭き取り、ラップで包んでジップロックに入れて冷凍してください。皮を剥いて食べやすいように切って冷凍してもOKです。
皮にも栄養がたっぷりと詰まっているので、バイタミックスで皮ごと入れてスムージーとしていただくこともできますが、食感が気になる方は皮は無理して食べる必要はありません。
まとめ
キウイのスーパーでの値段は、グリーン1個が税抜88円から128円・1袋298円から398円、サンゴールド1個98から128円・1袋498円前後です。売り場に並ぶキウイの大半が輸入物ですが、1月から3月は国産キウイも楽しむことができます。
カロリーや糖質量はゴールドキウイが若干高いほか、栄養面ではビタミンCやビタミンEも約2倍になります。グリーンキウイは、不溶性食物繊維やビタミンA・カルシウムが約2倍と栄養素にも違いがあることがわかりました。
スーパーで美味しいキウイを選ぶポイントは、形が平たくうぶ毛が均等に生えているモノをチョイスすることです。手に持ってみて少し柔らかさを感じられるもの、軸を押した時に少しへこむモノも食べ頃です。
柔らかすぎるものは、食べてみると発酵が進んで舌がピリピリとしびれる感覚があるかもしれません。腐ってはいませんが食べるのはやめておきましょう。
熟れていない若いキウイを保存する際は常温で1週間ほど追熟を行い、熟れたら冷蔵庫で保存が鉄則です。ただ、夏場は室温が高くすぐに傷むので、常温ではなく冷蔵庫に入れるようにしましょう。
冷凍庫で保存することで約1ヵ月ほど日持ちしますが、生で食べるときの食感は味わえませんので、グリーンスムージーやシャーベットに活用しましょう。
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